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ジャパンディスカウント

※先日、ブログの背景で文字が見づらいというご意見がございましたのでテンプレート変えました。
2ちゃん風ですが、他に良いテンプレートがないため(背景が明るいと私にとって辛いので)やむなく変えました。
ふざけているわけではございません(苦笑)
また拍手ボタンはこのテンプレートでは機能しないそうなので削除しております。


↑あまりに使いづらいのでテンプレートまた変えました。



実は先日、このようなメッセージをいただきました。



「国連に(精神科の)事件を報告したことは、ヘイトスピーチや従軍慰安婦問題と同じく、中韓に日本攻撃を与えるジャパンディスカウントと同じ手法だ。やっぱり日本はおかしな国だと拡散させてしまう口実を与えてしまうのではないか?」



「全国のまっとうな精神科病院が、この件のせいで働きづらくなるのではないか」



「これからは右翼にも狙われるのでは?」





このご意見を送ってくださった方に悪意はないと思いますので、誹謗中傷の類とは違うと思いブログにも掲載させていただきます。
本来、政治的な話題はこのブログの趣旨に合わないのですが、こういうご意見を頂いたことは初めてなので、敢えて掲載させて頂きました。


恐らく、この方はそれが真実であるか否かは別として、日本へ対する攻撃材料となる事柄を国際的に訴えるということは
日本の国益に反するというご意見なのでしょう。


断っておきますが、私は弟の事件や精神科での問題点を知ってしまったためにブログで事実を記載しているというだけであって、国際的に日本を貶めようなどという考えは全くありません。国連の件は事後報告でいただいたものです(弁護士が人権派の方なので)
私個人は所謂、左翼、または左翼的思想では決してありません。
下手をすると左翼の方から見れば、私の考えは右翼的だと言われるかもしれませんが中道のつもりです(日本では国際的に見て中道であっても右翼だと言われることが多い)
ですから弟の事件含め精神科での虐待事件や非人道的な扱いを受けている事と、従軍慰安婦問題を同じジャパンディスカウントであるとされることには到底、承服できかねます。

個人的意見ですが、私は従軍慰安婦問題について中韓の主張は支持しないし、中韓に対するヘイトスピーチに関してはデモ等で過激な言葉(例えば、◯ね、など、あまりに差別的な発言はするべきではないと思う)を使うべきではないと思う一方、だからと言って例えば中韓が一方的な被害者だとも思えない。彼の国でのデモを見ればわかるけども、自分らは更に過激なことを発言しているし行動している(だから日本もやっていいというわけではない)歴史問題もある。日本のみが一方的に歪曲した歴史教育を行っているとは思わない。左翼的教育が全盛期だった頃は、ある意味で歪曲した歴史教育をしていたとも言えると思う。中韓の歴史教科書問題(特に韓国)に対して私は全く同意できない。靖国参拝の件も余計なお世話だと思う。
ここでは詳細に歴史問題に触れることはやめておきます。
私事ですが、一番得意な教科が地歴(特に地理)でした。
本を読むのが好きでしたが、今も手元にあるのは歴史関係や地政学の本が多いです。歴史は昔は日本史特に戦国史が好きでしたが(ゲームの信長の野望はPS3以外全てやりこんだ記憶があります)近年はWWⅡの欧州戦線。(高校で選択は世界史、でも模試は地理を選択)
そして残念だと思うのは、弟も実は日本史が凄く得意で、もっと歴史問題などについて弟と語り合いたかったです(弟は駿◯模試で日本史が全国1位、つまり満点。高校の途中でいつの間にか逆転されてしまった。私は弟を尊敬している)



歪曲や明らかに差別的な従軍慰安婦問題やヘイトスピーチはいざ知らず、日本国内における精神科問題をジャパンディスカウントだと言う人は、結局のところ物事を表面的にしか見ていないと思う。
中韓に攻撃される口実を与えるから、国内の精神科問題は日本の恥部であり、それを国外に晒すのは売国奴である、ということですよね。
偽善のまかり通る日本というムラ社会を垣間見た気がする。
隠蔽がまかり通り、一見機能しているように見えてその実態は非人道的であり自浄作用も働かず一向に改善されないために、国外へ周知することで改善を図ることが、売国奴というのなら、そうならないように日本国内で精神科問題と真剣に向きあえばよいだけのことではないでしょうか。


今や全ての科を含め、入院患者の4分の1が精神科だということ、世界一多い精神科病院の数…
このこと自体がすでに異常事態だと思うし、精神科に関係したことのない人々も医療費の問題としても無関心でいてはならない問題になっていると私は思う。


精神科病院が乱立する背景には、精神科病院が儲かるからなのではないかと思う。
私立の精神科病院は営利目的であって、他科が財政難に苦しみ年々減少を続けている中、精神科病院は年々増加傾向にあるというのは、精神科病院が儲かるからではないのか。


参考資料厚生労働省資料



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「背景には、退院を進めにくい制度の問題があるといいます。
病院には入院患者1人につき平均で年間およそ500万円の医療費が入ります。
しかし入院が減るとその分、収入は減ります」


精神科病床が住居に? 長期入院は減らせるかNHKクローズアップ現代より


そして日本ではデタラメ処方も器質的な証明ができないし(そのくせエビデンスの確立されていない処方が正当化されている。その結果、医原病が増え医療費増大というマッチポンプ。医療とは規模の大きい国内産業ではないかと思えてしまう)、暴行も隠蔽され殆どのケースで証拠もなく被害にあっても泣き寝入りすることが殆どで、救済機関が事実上機能しておらず(医薬品副作用機構、審査会、第三者機関がないなど)これと戦う弁護士もほぼいないわけです。
つまり味方が殆どいない状況です。日本国内で決して少ないくない入院患者数であるにも関わらず、当の日本国民が関心を殆ど持たないという現実。
それであるから、国外に訴えればジャパンディスカウント、外圧、日本が攻撃される口実を作っていると言う。
結局、そういう人は、事なかれ主義的で愛国者の面を被っているだけだと私は思う。
本当に日本を憂えるのなら、愛国者であるならまず、国内のこういった問題に目を向けるべきだと思う。
身近な問題に無関心あるいは目を向けず、しかしこれを理由に攻撃されると被害者面をしているようにしか思えない。
似非愛国者なのではないかと思ってしまう。表面的には愛国者のふりをしているが国内の問題には目を向けず、行動せず、それを指摘されるとチープな愛国心をかざしているのではないだろうかと思ってしまう(そういう人に限ってやたら日本礼賛だったり)
国内の問題に無関心なのが一番、亡国へと繋がるのではないだろうかとも思う。
以前も書きましたが、日本人は思いやりがあって…と言われているけども実は弱者に優しくないし、打算的で自分さえ良ければという考えの方が意外と多いのではと、弟の件を通して感じました。

マザーテレサの言葉に「自分の国で苦しんでいる人がいるのに他の国の人間を助けようとする人は、他人によく思われたいだけの偽善者である」
「大切なことは、遠くにある人や、大きなことではなく、目の前にある人に対して、愛を持って接することだ」
「日本人は他国のことよりも、日本のなかで貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります」という言葉がありますが、日本の政治家、為政者の殆どは上記の真逆だと思うのですが。。。


本当に国を愛するならジャパンディスカウントを気にする前に、国内の問題に関心を持って欲しいですね。



追記:通りすがりさまのコメントです。
(是非みなさまに読んでいただきたいです。通りすがりさま、ありがとうございました)


こんばんは。日本の精神医療にみられる負の実態が国外に周知される。これは売国奴の行為だとの意見があると。私は、それは違う、誤っていると思います。それは、『臭いものには蓋』の思想そのものであり、さらに、そのような意見の持ち主は「自分や家族は精神科とは無縁だし、そんな被害にあうことはこの先もないだろう」→「自分は大丈夫」という発想が根底にあるように思えてならない。要は、しょせん他人事なわけでしょう。ですよね?結局、「自分さえ良ければ」という身勝手かつ公共の精神の欠如に結びつき、かつ、それと親和性をもつように思えてくる。日本人は、いまや国民もこの手の勝手な人物が増えたように感じます。国内の重大な人権蹂躙問題を取り上げ、それを改善すべく運動し、声を上げる。これのどこが悪いのでしょうか?そもそも、売国奴呼ばわりする御仁たちは、ブログ運営者の弟様の事件を人権侵害事件だとお考えになっていないのでしょうか?この辺りのことを逆に私は聞いてみたいです。国内の精神病院の「密室」で重大な人権侵害事件が起きていると。それも、事件の舞台になった千葉の某精神病院に限った話ではなく、全国的な規模で起きている可能性がどうやら濃厚なようだ・・・こうなったら、それに対して声を上げ、国会や厚生労働省といった行政にも訴え動かしていく。そして、国会や行政で議論が為され、マスコミなど報道機関の力によってさらにそれが国民にフィードバックされていく・・・これは民主主義そのものでは?日本は民主主義国家です。これが仮にダメだ、けしからんというのであれば「民主主義はダメだ、けしからん」とケチをつけるのと同じという理屈になりかねないと私は考えます。売国奴呼ばわりする方々は、自分やご家族が精神病院に入院する可能性は先々絶対にないと。そういいきれますか?親御様が高齢になり先々認知症を患ったら?・・・老人ホームなど施設はどこも満杯です。なので、当ブログでも前に話があったと思いますが、精神病院に入院する高齢認知症の方が最近は多いですよね。そこの内部が、もし暴力が蔓延する悪徳病院だったらどうしますか?誰でも不幸に襲われる危険性はあるのです。これを忘れてはならないと思います。






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告訴状が警察で受理されました

無事、千葉中央警察署に告訴状を提出してきました(両親が)
私も行きたかったのですが、真夏は外出すら危険なため、極力外出は避けています。私事ですが、体温が37℃あるのもですが、昨年などは真夏、36℃という気温もあってか、庭で水やりをしただけで脈拍も上昇、脱力、全身の震え、筋力低下等が起こり瞼が腫れそれ以来治りません(バセドウ眼症?目が飛び出したりはしていませんが、眼の奥が痛いし、眼圧も上がったようで目の印象も以前と比べ変わった、きつくなった)



今度の刑事課長殿は前任と違い、親切な方のようです。



今日はじめて知ったのですが、実は、弟が亡くなる前に刑事課長殿が、弟の入院先にお見舞いに来てくださっていたようでフラワーアレンジメントもいただいたようです。



今日、刑事課長殿が「亡くなる前に息子さん(弟)に会えて良かったです」と仰ってくださったそうです。


警察の方でも、私達と同じ認識で、石郷岡病院の監視カメラ映像を見て、石郷岡病院が主張するような、ちょっと小突くや足で抑えるという認識ではないようです。



告訴状についても「この事件は告訴状を提出した方がいいと思います」と言って素早く動いてくださいました。


今後の詳細や、告訴状の内容については、今ここでは書くことができませんが、ようやく事態が進展してきたので私も少し安堵しています。
進展については公表しても差し支えのない状況になったらブログで記事に致します。





1日も早く、弟に犯人逮捕の報告ができる日が来ることを願っています。



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庭のバラ(ブルー・フォー・ユー)

千葉中央署より連絡あり

先日は千葉中央警察署が動かないとブログに書きました。

実際に、2年半も事実上、放置されていたに等しいです。

捜査していますと言ったり、他の事件で忙しいと言ったり、まだ手を付けていないと言ったり。

それは実は、告訴状の提出ではなく被害届だったからかと最近思っていました。

今年の4月に、刑事1課の課長が変わり、今までの経緯から期待はしていませんでしたが

今回の刑事課長殿は今までの課長とは違うようで、具体的に動いてくださっているようです。

告訴状について、警察は受け取りたがらないものだそうですが

当方側が警察に告訴状について聞いたところ、この刑事課長は「告訴状でしたら警察の方で書類を作り用意しますし、弁護士に作ってもらってもいいです」と告訴状の受理について快くOKしてくれたので、今回の刑事課長殿には期待していいのだろうか?と思っています。

捜査状況についての具体的な流れ(予定)も教えていただきました。

もし、刑事課長殿の仰ることが事実であれば、そう遠くない日に、被疑者逮捕に向けて大きく前進するはずです。


新しい刑事課長殿が赴任してから3か月余りで、ここまで具体的に捜査が進んでいるというのに

前任の方に対し、憤りを覚えずにはいられませんね。


今日は弟の3回目の月命日です。

千葉中央警察署の刑事1課・新課長さん、本当に宜しくお願いします。


追記:7/28/16:00
あれからすぐに千葉中央警察署から電話があり「告訴状作りましたので、明日署に来てください」とのことでした。
なんなんだ、この早さは?と思ってしまいました…(戸惑い)

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我家のバラ(マダム・ルナイー)

<速報>国連人権委員会 日本への勧告(精神医療編)

先程、当方弁護士からメールが届きましたので転載いたします。



昨晩遅く、自由権規約委員会から日本政府に対する勧告が発表され、急きょ翻訳して、本日午後、衆議院第二議員会館で、議員の出席も含めて記者会見を開きました。精神医療に関する勧告は以下のとおりです。



非自発的入院


17 非常に多くの精神障害者が非常に長期間、そして自らの権利侵害に異議申し立てする有効な法的な救済手段なしに非自発的入院を強いられていること、また代替サービスの欠如により入院が不要に長期化していると報告されていることに、委員会は懸念を表明する。(7条および9条)


国家は以下を行わねばならない



(a) 精神障害者に対して地域に基盤のある代替のサービスを増やすこと




(b) 強制入院は、最後の手段としてのみ必要最小限の期間、本人の受ける害から本人を守りあるいは他害を避けることを目的として必要で均衡が取れる時にのみ行われることを確保すること



(c) 精神科の施設に対して、虐待を有効に捜査し処罰し、被害者またはその家族に賠償を提供することを目的として、有効で独立した監視と報告体制を確保すること

(C)のところで、虐待を捜査し、処罰し、被害者又はその家族に賠償をすることを明示して指摘しています。

これは、◯◯さんの事件を踏まえての委員会の勧告であり、大きな影響を与えたと思います。





国連人権委員会(United Nations Human Right)

上記、国連人権委員会のホームページ内にある、弟及び日本の精神医療に関するレポートへのリンクです。



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庭のバラ(アルチュール・ドゥ・サンサール)

著名活動そろそろ開始です

先日は弟の親友M君と、神奈川県から幼なじみのY君が実家へ焼香しに来てくださいました。M君は毎月実家へ来てくれているような??


弟の通夜も、平日にもかかわらず、遠方からも含め沢山弟の同級生や友人が駆けつけてくださいましたが、またこうやって弟のことを想ってくださり実家を訪ねてくださる。本当にありがたいことです!

来月の盆頃には、やはり小・中学の同級生の方や、高校の同級生の方などが焼香へ来てくださるそうです。この場をお借りして、御礼申し上げますm(_ _)m



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自宅で採れたトマト(エアルームトマト=遺伝子非組換。エアルームとは遺産の意で、代々受け継がれてきたもの)
Noire de cremee(ノワール ドゥ クリミ=クリミアの黒という意味かな?)
弟の親友M君が我が家に来られた時に苗を差し上げまして、先日お子さんと食されたそうです。
ノワールというだけあって黒っぽく、我々が想像するトマトとは色が違って一見、不気味ですが味はマイルドです。
フランス産ですが元は今、きな臭いクリミア半島で栽培されていた品種のようです。
オーガニック(完全無農薬・無化学肥料)栽培です。




さて現在、支援してくださる方が、請願書を作ってくださっています。
この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

千葉県議会、千葉県警宛です。
これは直筆のみとなっております。


千葉県庁へは、石郷岡病院の件を話しましたが、たらい回しの挙句「千葉市が監督責任です」で終了~。
森田県知事に陳情したいと話したところ「県知事への手紙を郵送下さい。広報室よりお返事差し上げます」というので私が「県知事がちゃんと読んでくださるのですか?」と聞いても職員は「広報室よりお返事差しあげます」の一点張り。こりゃ駄目だ。
千葉市の方は、刑事事件で犯人逮捕または民事の判決がないと動けないそうです。


困ったのが肝心の警察。千葉県警広報広聴課には実は3回ほど電話しています。

前回は昨年11月。実家には千葉中央警察署刑事1課から「今やっています」と実家に電話があった。そしてその5か月後、弟は亡くなった。


そして先週、また千葉県警広報広聴課へ電話しました。電話に出た警察の方に今までの経緯を説明したところ、その方が「私は捜査について早い遅いと申し上げる立場にはございません」と言いつつも、確かに2年半はちょと遅いように思いますと言っていました。


誰が見ても暴行としか言えないような監視カメラ映像という、動かぬ証拠があるにも関わらず、一体どうなっているのですか、千葉中央警察署の刑事さ~ん!!


2012年1月5日に千葉中央警察署に通報してからもう2年半ですよ??


早く犯人を検挙してくださいよ!


それとも、何か不都合があるのですか?


私だけではありません。この事件を知った多くの方々がそう思っています。






何故私が直接、千葉中央警察署の刑事1課に直接電話しないのか?(父は捜査状況を聞くために電話していますが)


それは、感情が爆発してしまいそうだからです。


しかし、このままですと、千葉中央警察署刑事1課へ電話若しくは直接伺うしか方法がなくなるかもしれません。







そういえば今日のニュース…老人ホームでの出来事ですがまた虐待です。

虐待か…入居者の女性殴る、介護福祉士逮捕

今年4月、東京・江戸川区の老人ホームで、入居者の女性(80代)を殴るなどしてケガをさせたとして、警視庁は介護福祉士の松岡陽祐容疑者(33)を逮捕した。松岡容疑者は「職場の人間関係や被害者に対してストレスがあった」と話しているという。

女性は、内臓の損傷や骨折の他、あざもあるということで、警視庁は虐待していた可能性もあるとみて調べている。




今日も日本ではこういった弱者に対する暴行事件が後を絶たちません。

容疑者「人間関係やストレスがあった」だからってお年寄り(多分、認知症や動けない方)に暴行していいのかという話。内臓の損傷や骨折って、一体どんな暴行ですか。


しかし今年4月の事件を警視庁は3か月未満で被疑者逮捕していますね。


もう一度言います。千葉県警千葉中央警察署の刑事さ~ん!!


お願いです!!早く被疑者逮捕して下さい、もう2年6か月経過しました!


弟は被疑者逮捕を聞かず、亡くなってしまったんですよ。


石郷岡病院で暴行されてから、帝京大学付属ちば総合医療センターへ救急搬送されてきた時、弟が流した涙を、私は決して忘れませんから!!


国連の勧告は今週だそうです

国連人権委員会による、日本への勧告は23~24日だそうです。


ところで。最近色々とメールやメッセージをいただくのですが、わけのわからないメールやら誹謗中傷メール~励ましメールまでいただきます。
そんなこんなで結構凹んだけど…嬉しいことも。

最近、何人かの方から励ましメールをいただいたのですが、その中の何人かの方はなんと、ベーシスト。
確かに弟は親友のM君達とギターやベースをやっていました。
そして実は、私もベースをやっていました。
実際に弟にベース2本貸したまま行方不明ですが^^;
ベーシストの方々からメールが届いたのは、偶然でしょうか??嬉しいです。

普段今もこうやってブログの記事を書きながら音楽を聞いています。
因みに私はXのTaijiのファンでして、当時もTaijiと同じKiller クリミナル フェニックスヴァージョンが愛器でした。
ヘヴィメタ系やハードロック系が好きです。実際にバンドで演奏していたのも、そういう系統です。

弟の件以外にも、そういう話で盛り上がれたり、お話ができたりして少し復活。
裁判や弟の件とはあまり関係がないけど、雑記として書いちゃいました。


私が実家を出る前に、弟が「これいいよ~。お願いだから聴いて。」とアルバムを貸してくれました。
弟が頚椎骨折を負ってから、弟に聞かせるべく中古CDを探し親に渡しました。


この曲です

















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我が家のバラ・アーチ(ルッセリアナ)






国連 人権委員会 速報

本日、国連人権委員会(自由権規約委員会)に出席している当方弁護士より連絡がありました。


今年は日本が審査される順番です。そのご報告です。


自由権規約委員会の日本政府報告に対する自由権規約委員から日本政府代表に対する質問がありました。その中で、欧州委員より◯◯さんの事件を直接指摘して、重大な人権侵害事件があり、しかも日本では、過去、60年にわたってこうした悲惨な虐待事件が続いているということに対して、日本政府はどのように対処するつもりなのか、という質問をしてくれました。また、アメリカ出身の委員も、日本の精神医療の強制入院の問題を特別に指摘して政府の対応を求めました。



また明日はプレスコンファレンス(プレスカンファレンス、記者会見の意)があり、再度詳細に公表する予定です。


続報は入り次第、掲載いたします。



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我が家のバラ(レーヌ・デ・ヴィオレ)

石郷岡病院事件 保護室 虐待行為 

弟が保護室(隔離室)にいた理由は、実は父が「排便、排尿訓練をして欲しい」といったためであって、衝動性・粗暴性著しく、叫んでいたなどでもなく、手に負えないから隔離室になったわけではございません。
それまでいた病棟はトイレがなく、四肢拘束されたままで、トイレがあるのはもっと症状が軽い患者のいる病棟か、隔離室しかなかったためのようです。





見辛いですが、S准看護師が足で弟の足(ふくらはぎ周辺)を踏みつけながらズボンを履かせています。


映像では暫く体重を乗せて、足を踏みつけながら、弟にズボンを履かせています。菅原准看護師は、弟の頭部・顔面踏みつけに飽きたらず、今度は足を踏み続けています。非常に悪意を感じますね!


これが、石郷岡病院の主張する医療行為だそうです。









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◯で囲ってある部分です。






今日、見たくはないけど、改めて石郷岡病院事件の暴行動画を見ました。

石郷岡病院は裁判の準備書面にて、さかんに「原告陽は粗暴性・衝動性が著しい」と主張していますが
どこが??と思います。石郷岡病院にとっては、ズボンを履く時に足をジタバタ(そこまで蹴っていない。どちらかというと、足を突張っている)することを粗暴性・衝動性著しいって言うんですね??
看護師に殴りかかったり、興奮して身の危険を感じるような所謂、粗暴で衝動的な行動を弟は取っていません。
そもそも、2准看護師に押さえつけられているんですよ??


おむつ替えの前もジッと布団に座っているだけでしたし。それをいきなり、布団も敷いていない床に引き倒されたんです。
それだけでも普通、怖いと思いますよ?その時4人くらいスタッフがいましたから(T、S准看護師の他に2名)
そして何故か、すぐにおむつ替えするわけでもなく、ズボンを膝までずり下げられたまま、寝かせられたまま強引に食事。
なにコレ??って映像を見たみなさんは異口同音におっしゃいますね。
人間扱いではありませんよ。みなさん同じ事されたら怒ると思います。虐待行為です。


足をジタバタさせることを石郷岡病院は「暴力行為」と主張しています。
T准看護師に腹部に体重を乗せられて手で「やめて」というジェスチャーしたことを(すぐにT准看護師に手を払いのけられています)石郷岡病院は「手で殴る」という表現をしています(笑)






石郷岡病院の準備書面(3)での主張

()は私のコメントです。

S准看護師は、衝動性・粗暴性の著しい原告陽に対してオムツの上にズボンをはかせようと無防備に屈んでいたところ、いきなり原告陽から左足で激しく顔面を蹴り飛ばされる暴力行為を受けたのである。(←足を突っ張って当たってしまったというのが妥当。まずT准看護師に膝で腹部圧迫をされ、身体を押さえつけられて苦しんでいる様子)
このような状況下で、精神科病院の男性看護師であっても、驚きや痛みのみならず
恐怖を感じるものである。(←恐怖を感じて執拗に顔面や頭部を蹴り、踏みつけ、弟のふくらはぎを足で踏み続けるんですね、恐怖を感じている割に随分、余裕の態度ですね。(苦笑)
再度暴行を受けないように防ぎながら、更なる衝動行為を何とか制御しようと思うことは通常の心理である。(←なるほど、その制御方法とやらが、執拗な頭部及び顔面踏みつけ、足を踏み続ける虐待行為なのですね。)
(中略)
上述のように、原告陽は足蹴りや手で殴るなどの暴行行為に至っており、再度の暴行を防ぎながら原告陽を抑止して看護行為(ズボンの着用)を行うために、原告陽の手足から離れた一で同人を抑えようと、S准看護師は暴行を受けると一番影響の大きい自身の顔面を近づけることに対する不安を感じて、一瞬、足で原告陽の頭を抑えたものと推測される。
(←膝で体重を乗せられて苦しいからやめてと手を出すことを=殴る、足を少しバタつかせているのを=足蹴り、粗暴性・衝動性著しいと断定し、菅原准看護師は恐怖のあまり今度は患者の顔面・頭部を踏みつけ、蹴ることを=一瞬、足で頭を押さえつけるっていうのですね、石郷岡病院基準では(苦笑)
(以下略)



もしも、このような行為が「医療行為」だと裁判で認められたら、非常に悪しき前例が作られることになります。

今後、看護師に蹴られ踏みつけられ、骨を折られ、酷い扱いを受けたとしても不問に付す、ということですから。虐待推奨とも言える。

そうならないためにも、断固、石郷岡病院を許すわけにはいきません!




私のブログとFacebookの連携始めました。でもまだ誰にも気づいてもらえていないようです…(汗)


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7/15追記





講談社サイト「ブラック精神科医に気をつけろ!」読売新聞・佐藤光展記者による弟の記事が掲載されました

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「ブラック精神科医に気をつけろ!」









第5回 若者の死




悲劇を繰り返してはならない!

今回も残念な続報を記さなければならない。拙著「精神医療ダークサイド」(講談社現代新書)の第1章「誤診」で、ケースを詳しく紹介した30代の男性ユウキさん(仮名)が、2014年4月28日、民間病院の療養型病棟で亡くなった。

 彼は2012年1月、千葉県の精神科病院で看護師に頭部を足で踏まれ(病院側は『足で抑えた』と言うが、監視カメラの映像では強烈に踏んだり蹴ったりしているように見える)、首の骨折で半身不随(病院側は看護師の踏みつけと首の負傷との関連を否定している)になった。司法解剖で、死因は「呼吸不全」などとされた。

 ユウキさんが精神科病院で負った重傷と、死亡との因果関係はまだはっきりしない。だが、現時点で明確に言えることがある。

 ユウキさんが心を乱した大学時代、精神科でまともな対応が行われていれば、今も彼は間違いなく生きていた。それどころか、元来優秀な彼は社会人になっても力を発揮していたに違いない。これは、彼や家族だけの問題ではなく、社会的損失として重く受け止める必要がある。




(中略)




ユウキさんの話に戻ろう。もし彼の姉が、病院の対応に疑問を感じ、厳しく追求しなければ、このケースも「患者の自傷行為による負傷」として処理され、闇に葬られていただろう。読売新聞の朝刊連載「医療ルネサンス」で、すぐに取り上げることもできなかった(2012年2月24日掲載)。

 ユウキさんの人生は、精神医療によってめちゃくちゃにされた。彼の死後、改めて周辺取材をすると、彼は最後に診断されていた「発達障害」ですらなかったのかもしれない、と思えてきた。彼は高校時代も友達が多く、クラスの中心にいて頼られる存在だった。それも無理をしていた感じではなく、とても自然な形で。

 大学3年の時、失恋でショックを受け、ほかにも悩みが重なって食事がのどを通らなくなった。それだけだったのかもしれない。だが不幸なことに、彼には薬に対する過敏性があった。当時の主治医たちは、薬の深刻な副作用をやり過ごし、これを病状悪化と捉えて薬を積み重ねていった。そしてさらに悪くなると、電気ショック(電気けいれん療法)が行われた。彼はまともに会話ができなくなり、トイレにも一人で行けなくなった。

「精神医療ダークサイド」では、ユウキさん(仮名)以外にも、過剰な薬物治療を受けた結果、悲劇にあったケースが多数紹介されている

 暴行の件では、明らかな証拠ビデオがあるにも関わらず、警察の動きは今も鈍い。業を煮やした家族は精神科病院に対し、民事裁判を起こした。 彼の無念の死を無駄にしてはいけない。このケースは今後、様々な側面で新たな展開が予想される。注目していただきたい。













国連 人権委員会 UNHR

国連人権委員会(United Nations Human Right)



上記は当方弁護士が国連人権委員会に提出するレポートの詳細があります。
石郷岡病院の2准看護師に暴行されているキャプチャも添付されます。




石郷岡病院事件・T及びS准看護師の暴行場面キャプチャ








①石郷岡病院・S准看護師による、患者への頭部踏みつけ場面
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②石郷岡病院・S准看護師による、蹴りつけ場面
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③S准看護師による蹴りつけの結果、右顔面に挫創(石郷岡病院は弟が自ら床に顔を擦り付けたというが、ちゃんと証拠場面が残っている)
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④右顔面の挫創は、このブログにアップすると削除されてしまいますが、上記URL及び私の植物ブログで掲載済みです。もしくは過去記事・読売新聞の記事にも白黒写真が掲載されています。

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日本の精神病院における傷害事件と虐待

池原毅和 弁護士






1 死に至った傷害事件についてのケース報告
2012年1月1日、保護室に隔離されていた強制入院中の30歳の患者が精神科看護師に頭を蹴られ踏まれたと。彼の頸部の骨が折れた。彼は首から下のからだが麻痺してしまった。2014年4月27日に彼はこの怪我により心肺停止状態になり、翌日死亡した。
彼は統合失調症と診断されていた。彼は2011年9月15日に強制入院させれ、9月22日に保護室に隔離拘禁された。その後4人部屋に入れられていたにもかかわらず、9月29日から12月5日まで身体拘束されていた。そしてまた12月5日に保護室に隔離された。

1月1日、おむつを替えるために2人の精神科看護が保護室に入った。彼を抑えこもうとしたが彼が抵抗したようだった。彼はもがいて彼の右足が二人の打ち一人の看護師の腹部にあたった。看護師は立ち上がり彼の頭部の方に歩いて行き、彼の頭部をけって踏みつけた。
彼は抗精神病薬の重大な副作用ジストニアに苦しんでいた。彼の首はジストニアのために収縮していた。顎を引いたような姿勢になっていた。看護師により彼は顔をあげさせられ踏みつけられたようである

一人の看護師が顔を踏みつけたようである。もう一人は彼の下半身を押さえつけていた。彼の頚骨はおれた。
1月2日彼の両足は麻痺した。彼は前のように保護室を歩きまわらなかった。彼は排尿障害を発症したようであり、これは頚骨損傷があると診断されうる典型的な症状の一つである。しかし病院職員は誰一人として彼の頚骨損傷の可能生について気にかけなかった。
1月3日彼の条しかし全てが麻痺した。彼は腱反射を失い、膝の反射アキレス腱の反射を失った。午前中遅くなってから彼は救急車で一般病院に移送された。移送先の一般病院の整形外科医は彼が頚椎損傷であり死の危機にあると診断した。彼はICUで治療された。
1月4日、彼は心肺停止状態になった。幸い回復したが、その後気管切開と気管カニューレ、そして経管栄養補給が必要となった。

2014年4月28日再び心肺停止になり、彼は36歳で死亡した。彼はこの障害事件以降ベッドから動くことすらできないままだった。

彼と家族は2013年に精神病院を告訴した。被告は看護師は彼の強い抵抗を止めようとして単に頭に足をおいただけであると弁明した。被告は患者は重篤な統合失調症により働くことはできなかったのだから収入についての賠償は要求できない、また同様に重篤な統合失調症ゆえに仮に怪我をしなかったとしても退院することはできなかったのだから、今後の病院の費用についても賠償要求できないと主張した。
この件を扱う裁判所は裁判の公開を躊躇した。警察は一度看護師を尋問したが、警察の捜査はほとんどされていなかった。権限のある当局はこのケースを調査しようとすらしなかった。
ほほ室内の監視カメラによって、看護師が患者の頭を蹴り踏みつけている状況がビデオに撮られていた。写真の1から2を参照。そして2人の看護師がけって踏みつけた直後患者の顔の地を拭こうとしていたことが映されている。
患者をみた整形外科医と医学部の整形外科教授の2人の整形外科医は一致して、このビデオを見て、1月1日から3日まで保護室内部において他の原因は発見できず、看護師によって蹴られ踏みつけられて頚椎損傷が生じたと判断した。
日本では精神病院における傷害事件や虐待がたくさん起こっている。国際法律家委員会が80年代後半と90年代に来日し、日本政府にたいして精神障害者の人権の保護と促進に対して効果的な行動を取るべきと勧告した。しかしそれ以降も精神病院における傷害事件と虐待の数は減っていない。


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レポート原文



Incidents involving Personal Injury and Abuse in Psychiatric Hospitals in Japan
Attorney at Law Yoshikazu Ikehara



1. Case Report on an Incident involving personal injury resulting in death in a psychiatric hospital
A thirty three year old involuntary inpatient who had been secluded was kicked stamped down on the head by a psychiatric nurse on January first in 2012. His cervical vertebra was fractured. His body under his neck was paralyzed. He went into cardiopulmonary arrest because of this injury on April 27th in 2014 and died the next day.
He had been diagnosed as having schizophrenia. He was involuntarily hospitalized on September 15th in 2011. He was locked into a seclusion room on September 22nd . He was restrained o his bed from September 29th to December 5th though he was transferred to a room for four inpatients during the period. He was secluded again on December 5th .
On January first two psychiatric nurses entered into his seclusion room to change his diaper. The two nurses tried to press down him and he seemed to resist against them. He struggled and his right foot hit one of the two nurses on the belly. The nurse stood up and walked toward to his head and kicked and stamped down him on the head.
He had been suffering from a gravely side-effect of antipsychotic drug, dystonia. His neck had contracted because of dystonia. His posture seemed to draw in his chin. He was turned face up and pressed down by the nurses.

One of the nurses stamped down him on the face. Another nurse pressed down him on the lower half of the body. Then his cervical vertebra was fractured.
On January second both of his legs were paralyzed. He did not walk around in the seclusion room as he had done before. He seemed to develop symptoms of dysuria, which one of typical symptoms that can be diagnosed as having a fracture of a cervical vertebra, during the day. However none of the staff of the hospital were concerned about probability of a fracture of his cervical vertebra.
On January third all of his arms and legs were paralyzed. He lost a deep tendon reflex, kneecap reflexes and Achilles’ reflections. A psychiatrist supposed that he might have a fracture of a cervical vertebra. He was transferred to a general hospital by an ambulance in that late morning. An orthopedic surgeon of the general hospital he was transferred diagnosed that his cervical vertebra had been fractured and he was dying. He was treated in Intense Care Unite.
On January fourth he went into cardiopulmonary arrest. He fortunately recovered however he needed a tracheotomy to use a tracheal cannula and a tube feeding afterward.

On April 28th in 2014 he died at the age of 36 after he had gone into cardiopulmonary arrest again. He had never been able to move even on his bed after this incident.
He and his family filed a law suit against the psychiatric hospital on in 2013. The defendant excuses that the nurse just put his foot on the patient’s head to stop his strong struggle. The defendant argues that the plaintiff can demand neither compensation for loss of earnings, since the patient would have never been able to work because of his grave schizophrenia nor compensation for future hospital fee, because the patient would have never been able to leave a hospital because of his grave schizophrenia, even if he had not been injured.
The court that deals with this case hesitates to hold an open court. The police once questioned the nurse but the police investigation has hardly proceeded. The competent authorities have not tried to investigate this case.
The video by an observation camera inside the seclusion room took the situation that the nurse kicked and stamped down the patient on the head. See Picture 1-2. And the two nurse tied to wipe up blood on the patient’s face just after kicking and stamping down.
Two orthopedic surgeons, one was an orthopedic surgeon who treated the patient and another was a professor of orthopedics of a medical university, analyzed the same that the patient’s cervical vertebra had been fractured by kick and stamp by the nurse and any other causes could not be found from January first to third inside the seclusion room, watching the video in that window.
There have been lots of incidents involving personal Injury and abuse in psychiatric hospitals in Japan. International Committee of Jurist visited Japan to recommend the government to take an effective action to protect and promote human rights for persons with psycho-social disabilities in late 1980s and 1990s. However numbers of incidents involving personal injury and abuse in psychiatric hospitals has not decreased so far.



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このような行為を、医療行為だといって憚らない石郷岡病院のモラル、誠意の無さ・反省のない態度に、決して容赦はしない!!



精神科病院では、このような暴力行為を医療行為と称し、また医療行為という免罪符のもと、今もなお行われているということに対し、徹底抗議します!!


気づいてください、知ってください。


これは対岸の火事ではないのです。








石郷岡病院事件 石郷岡病院の主張(被告準備書面より)

ネットで検索していると、弟の事件を「石郷岡病院事件」と命名していた方がいたので、今回よりそのように記載することにする。


それにしても、事件からすでに2年6か月が経過しました。
正直申し上げて、千葉県警 千葉中央警察署に対しては非常に複雑な感情を抱いています。
一般人が同じような事件に遭遇すれば、警察はすぐに動くでしょう。
もう2年半。弟は無念の死を遂げ今なお、犯人達も逮捕されていない。事が進まない。
周囲の方々も疑問を抱くほどです。


私の祖父(母の父。因みに父の父、つまり父方の祖父は中学校の校長)は、千葉県警の警視正でした。
弟が石郷岡病院へ入院した2日後に亡くなりました。
確か表彰、勲章も貰っていると思います。
小さい頃は警察署に一緒に連れて行ってもらい、優しい婦警さんに相手をしてもらって映画を見せてもらったりお菓子をいただいたり…良いイメージでした。
しかし、今やそんなイメージは払拭されました…



ところで。裁判における、石郷岡病院の準備書面から、石郷岡病院が今回の事件について、どのような認識を持っているかをご紹介いたします。
ハッキリ言って、書き写していて気分が悪くなります。。。
そして突っ込みどころ満載です。
(大きめの字の強調箇所は当方の判断です)


みなさまはどう思われますでしょうか?




石郷岡病院の準備書面(2)より


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原告らの主張する被告の過失について(頭部に外圧を加えた過失について)

原告らは、訴状において「被告職員は原告陽の頭を足であえて踏みつけており、この衝撃により原告陽は脊髄損傷を引きおこし、四肢麻痺が残り、首以下が完全麻痺の状態となった」と主張する。

そもそも、繰り返し述べているように、S准看護師は、原告陽の頭部をあえて踏みつけたのではなく、原告陽の衝動を抑えるために、やむなく一瞬原告陽の頭部を足で押さえたものである。
しかし、この抑制は極めて軽微であって、この抑制行為により原告陽に脊髄損傷が生じたものではない。
どの時点で生じたかは不明であるが、この行為直後の16:14:25に原告陽が暴れた際に生じた可能性も否定できない。

また仮に意見書(※当方協力医)に延べられているように「それほど強くない外圧でも骨折してしまうことが示されている」とすれば、原告陽が1月1日の23:00:41ころに顔面を下にして側臥位で布団に寝ている際に生じた可能性や、翌2日の09:06:04ころに腹臥位に体位を変更した際に生じた可能性も否定できない。




私のコメント
失笑するしかありませんね。まず弟は私や家族そして第三者である、かこさんや佐藤記者、そして意見書を書いてくださった看護師などから見ても暴れていないわけです。それを暴れたとする石郷岡病院の主張自体が誤りである。
それから。寝る際に体位を変えて頚椎骨折もありえる??じゃあなぜそれまで…S准看護師が踏みつける以前は骨折しなかったの?なぜよりによって、S准看護師が踏みつけた後に起こるの?

帝京大学付属ちば総合医療センターの整形外科医師も「いくらなんでも自分で顔や頭を壁に打ち付けたって頚椎骨折なんて早々しないよ」と言っていましたけどね。実際に弟を診たこの整形外科の医師も石郷岡病院の主張は支持していない。→帝京大学付属ちば総合医療センター整形外科医師の見解
この帝京大学付属ちば総合医療センターの整形外科医師は当方の協力医ではなく、あくまで中立的立場です。





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原告らの主張する過失(原告陽を放置した不作為について)

(前文略)加えて、原告陽が衝動的な行動をして、被告病院看護師が原告陽の行動を抑制せざるを得なくなる状況は、従前より見られており、特に本件事故直後に、原告陽の状態がいつもとは異なるなどの症状が見られれば別異、全くそのような状態はなかったのである。
そのような中で、同じ姿勢で長時間過ごすことも日常的に見られる原告陽が、夕方ないし夜間に脱力様の状態が見られたとして、直ちに頚椎損傷を疑って処置等を行うことは、不可能である。(しかも原告陽から何の訴えもないし、痛み等を訴える仕草などもしていないのである)原告らの主張は、レトロスペクティブなものと言わざるを得ないが、あくまでも過失の有無は、本件行為時における判断となるべきである。1月3日の10時に被告病院医師が診察し、その後速やかに転院措置を講じた点にも過失はない。




私のコメント
私の頭が足りないのか、読解力がないためか理解不能な文章である。
【特に本件事故直後に、原告陽の状態がいつもとは異なるなどの症状が見られれば別異、全くそのような状態はなかったのである。
そのような中で、同じ姿勢で長時間過ごすことも日常的に見られる原告陽が、夕方ないし夜間に脱力様の状態が見られたとして、直ちに頚椎損傷を疑って処置等を行うことは、不可能である】と、同じような姿勢で暴れたりせずにいると書いてあるのに、その前の文章が【原告陽が衝動的な行動をして、被告病院看護師が原告陽の行動を抑制せざるを得なくなる状況は、従前より見られており】と、粗暴性を主張している点だ。


それから証拠保全資料である看護記録及び医療記録によれば1/2にすでに石郷岡病院は異変に気づいています。
そもそも、この看護記録及び医療記録(医師が書いたもの)の信頼性には当然疑問符がつきますが。


石郷岡病院の医療記録

1/2 著変なし 石郷岡
   夕~両下肢動かさないとの報告あり。麻痺というよりは脱力
上肢は問題なし ボーダー入らないためこれ以上の評価は困難 症状続くようなら精査を 緊急性なし 石郷岡
(私の意見:麻痺というよりは脱力とは何を根拠に判断したのか?そして緊急性なしとの判断は何を根拠に判断したのか?夕方どころか、1/2朝より前日と同じ角度で足を開いたまま微動だにしていない様子が監視カメラからも見て取れる。因みに翌1/3には【脊髄障害の可能性否定できない】と薄々気づいている)

注目すべき点は、石郷岡病院は精神科だけではなく、神経内科も標榜していることです。神経内科ではこのような脱力や麻痺も治療内容に含まれています。なのに気づかない?




1/3  暴力行為 その夜は歩いていたりはできていた(私の意見:暴力行為??監視カメラからも所謂、暴力行為など、どう目を凝らしてみたところで発見できないのですが?)





石郷岡病院の看護記録


1/1 16:00 ペムパル2本 水150ml 有薬スムーズに飲むがおむつ交換時急に暴れだし男子NSの顔面を蹴る。抵抗著しく暴れ床に左顔面が擦れて 発赤あり 失血なし(私の意見:何度も書いていますが、おむつ交換時にそこまで暴れている様子は全く見受けられないにも関わらず明らかに意図的に弟の粗暴性を主張しているようにしか思えない。確かにオムツ替えの時、T准看護師に腹部などを押さえつけられ苦しそうに「やめて」という感じで手を伸ばし足をばたつかせてはいた。が、そもそも、2名の准看護師に押さえつけられているのだから、暴れようにも暴れられないはずである。看護師の意見書←こちらにも意見書を書いてくださった看護師から見ても暴れていません

【(1)カメラから認められる内容
時系列で見ると、まず、長時間にわたり、◯◯さんがうずくまっていることが認められます。その間、動き回るわけでもなく、叫んでいるようにもみえず、精神症状としての「不穏」「多動」や「衝動性」は、見られていません。
その後、16:08に4名の看護師が保護室に入り、食事介助を行った後に2名が退出します。16:12には、2名の男性看護師がオシメを装着し、その後16:13には、ズボンをあげようとして◯◯さんが足をばたつかせていることが認められます。そして、16:14に、背の高い男性看護師が◯◯さんの頭を二回踏みつけていることが確認できます。

頭部を踏みつけられた後、◯◯さんは首に手を回して、頸部を抑えています。その後、もう一人の男性看護師が上半身を押さえつけ、背の高い男性看護師がオシメを交換しています。その際、上半身を押さえた男性看護師が膝あるいは下腿部で◯◯さんの頭部を押さえつけて動きを制限させているように見えます。

2名の准看護師に押さえつけられて足をバタつかせることが、石郷岡病院側準備書面に記載の言葉を借りれば=粗暴性を有し抵抗著しく暴れる、という認識なのだろうか?
そして意味不明なのはジストニアで左右に首も曲げられないのに床に左顔面が擦れて、って物理的に不可能なことが書いてあること。
勿論監視カメラの記録にもそのような場面はございませんし確認できません。

まぁ、あとで取ってつけたかのようですね…



1/2
20:30 下肢に力が入らない HRなし


そして1/2は看護師が保護室を訪れた回数がたった4回です。
IMG_9003.jpg
1/3は正午ごろ救急搬送されたため看護師が保護室を訪れる回数が少ないことは理解できるが、1/2のみ明らかに回数が少ない。

監視カメラ映像では、朝からずっと動かない弟の姿。石郷岡病院が主張するように【脊髄損傷に気づくことは不可能】であり、石郷岡病院の準備書面に書いてあるように【原告陽から何らの訴えもないし、痛み等の仕草もないのである】ということを正当化するならば、口頭で伝えることができない患者を放置しても構わないという意味であり、脊髄損傷等で四肢麻痺をして痛みを訴えることができない患者も見殺しにしても責任はない、という言い逃れを医療機関はできるということになる。例えばHCUの患者のように重篤な症状の場合、口頭で訴えることも、仕草で訴えることもできないケースがあると思うが、そういった場合、病院スタッフ、すなわち、医師や看護師が患者を注意深く観察するはずだ。

弟の場合も結局のところ頚椎骨折であり、仕草で訴えたくても訴えられなかったわけだ(何故ならこの時、既に四肢麻痺状態であった。それは監視カメラ映像でも1/1の就寝時の体位から全く動いていないことを見てもわかる。何のための監視カメラなのでしょうか。誰も見ていなかったのか、故意に放置していたかのか、いずれにしても職務怠慢でしょう)
それなのに「患者が仕草で訴えなかったのが悪い」と言わんばかりの石郷岡病院の言い分には、医療機関としての責務を放棄しているのではないかとすら思う。

この他にも同準備書面では、弟が口頭や仕草で訴えていなかったとアピールしている。
例えば「1/2  20時30分に、原告陽の下肢に力が入らない様子が見られることから、原告陽に尋ねた看護師の問いにも答えることができず、翌3日に、医師が診察した際にも、何ら自身の状況について伝えることができない状況であった」など意思疎通は困難だった、とある。

上記も、その時は頚椎骨折を負わされていたのであるから、何かを訴えたくても言葉として訴えることができなかった可能性もあるのではないだろうか。弟の場合、実際に頚椎骨折であって、首の腫脹が増悪した結果、頸部を圧迫し発語できなかった可能性などだ。
実際に救急搬送された翌日には一時、心肺停止になるなど緊急性の高い状態だったわけです。
寧ろ、石郷岡病院は病院という医療施設であるにもかかわらず、下肢(四肢)が動かないという異常な状態であったにも関わらず、問いかけに答えないからといって何らの処置を施さずに放置したことに問題があるのではないだろうか。しかも1/2にはすでに麻痺、閉尿という脊髄損傷を疑われる所見が出現しています。

また準備書面の端々で「意志疎通が困難」など、弟がまともに会話できないと石郷岡病院が認識していると強く主張しておきながら、このような緊急性の高い状態の場合では何故か「意志疎通が困難」を理由に放置する。
おかしいではないか。
意志疎通が困難な患者だからこそ、そのことを常に念頭に入れて、病院側が適切な処置を施す必要性があるのではないだろうか。

例えば、どこかで人が倒れていて、上肢あるいは下肢(四肢)麻痺が見て取れかつ、問いかけにも答えない状態の人物を発見した時、問いかけに答えないからといって放置するだろうか?否、殆どの方は救急車を呼ぶなどの行動をとるであろう。
意思疎通が困難であれば病院側に責任がないのであれば、意識不明の患者を「意思疎通が困難だったから」という理由で何らの手立ても考えずに放置し、結果、重篤な症状に至らしめても問題がない、ということになってしまう。

しかし実際には、多くの医療機関では、意思疎通のできない患者、発語できない或いは、仕草のできない四肢麻痺の患者も病院で救われているはずだ。多くの医師が「意志疎通ができないから」「仕草ができないから」などの理由で、患者の治療を放棄することなど考えられないことだ。
しかし前述した通り、石郷岡病院は堂々と「何らの訴えもないし、痛み等の仕草もないのである」ことを理由に、更に監視カメラという観察手段があるにも関わらず、放置したことを正当化している。
全くもって詭弁と言わざるを得ない。







その陽はまだ沈まない~精神医療の犯罪 3

統合失調症診断の怖さ



 そもそもケイジさんの場合、始まりは「パキシル」である。因果関係の立証は難しいが、おそらくその副作用である「賦活作用」によって、攻撃性が増し、他者への暴力となってしまった。それが統合失調症診断の決め手というわけだ。


 そして、リスパダールの服用で、即ジストニアの症状が出てきた。これだけを見ても、ケイジさんに薬剤過敏があると、「医師なら」気づいてしかるべきである。


 にもかかわらず、薬を入れ続け、副作用で不穏になると、さらに、これでもかと抗精神病薬を投与し続けた。統合失調症という診断だからできる処方。


 のちにケイジさんは「広汎性発達障害」と言われたが、発達障害の人には薬剤過敏の人が多く、最初のリスパダール投与後の反応を見ても、その可能性は否定できない。


 また、その劇的な副作用の出方から、肝臓の薬物代謝酵素(CYP)が関わっていることも考えられる。


 原因はともかく、あのリスパダール投与の時点で後戻りができていれば……。あるいは、入院後、拘束しての過剰投与が回避できていれば……。言っても詮無いことだが、そう思わずにはいられない。そうすれば、きっとケイジさんの人生はその後も、たとえ躓くことがあったとしても、続いていったのは間違いないと思えるから。


 すべては「医療」という名で行われた行為である。しかし、ケイジさんが辿った道は、すべてその「医療」に裏切られ続けた果ての、暴行事件による死亡である。


 どこにでもいるような学生だった。彼にどんな落ち度があったというのか。


 しかし、それは裏を返せば、どんな人でも、精神医療に関わることで、ケイジさんの辿ったのと同じ道に迷い込む可能性を秘めているということだ。


 薬剤過敏も知らぬ精神医療。発達障害の過剰診断ばかりに血道をあげて、真の意味で「人間を診る」ための根本にある「発達特性」に目を向けることなく、あまりに安易に統合失調症診断を下してしまう。


結果、伝統の多剤大量処方によって、その人の人生をメチャクチャにし、さらに電気ショックによって、人間としての尊厳を踏みにじり、それだけでもまだ足りないとでもいうように、そういう「医療」の被害者を、差別的な心でもって、実際の暴力で傷つけ、そして殺してしまう。


 お父さんがぽつりと言った。


「36年間生きてきて、その3分の1は、精神科に関わる人生だった……。小さい頃は私とよくキャッチボールをしました。そう、あの子は、運動神経がよかったんですよ」



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(テニスサークルの合宿。どこにでもいる健康で、活動的な青年だった)









精神科病院の狂気



 それにしても、石郷岡病院の准看護師たちは保護室に監視カメラがあることは当然知っていたはずである。にもかかわらず、あのような暴行をはたらくというのは、いったいどういうことなのだろう。どうせわかりっこないというという思いがあったのか、それとも精神科病院で起きたことは、何とでも言い訳がたつと(これまでもそうだったので)高をくくっていたのだろうか。


 映像を見ていて胸クソが悪くなるのは、職員が患者を物のように扱っているからだ。そして、相手がちょっとでも「反応」を見せたりすると、それに対してこてんぱんに「仕返し」せずにはいられない、人間的にレベルの低い姿を見せつけられるからだ。


 統合失調症として治療を受け、その副作用でジストニアになり、首が曲がってしまった患者に対して、彼らはどんな感情を抱いていたのだろう。日々の「看護」のなかで、彼らは何を思い、職務をどう受け止めていたのだろう。


 しかし、残念ながら、こうした事件は日本全国、あちこちで起こっていることだろう。監視カメラのない保護室という密室でなら、やりたい放題。そして、それらの事実をもみ消すことも、言い繕いも、いくらでも可能である。カメラの映像がある石郷岡病院でさえ、自傷行為と最初は主張していたくらいなのだ。


 病院側は最近和解を申し入れているようだが、ぜひ裁判ですべてが明るみに出ることを期待する。そして、こうした事件は、ケイジさんだけに起こった「特別」な不幸ではなく、長い歳月、日本の精神科病院というところが内包し続けている「狂気」の一部に過ぎないということを、多くの人に知ってほしいのだ。



その陽はまだ沈まない~精神医療の犯罪 2

薬の副作用で入院、しかし――


ところが、である。


12月初旬に入院をして、ケイジさんは、年末にはかなり回復してきたように見えた。会話も普通、身の回りのこともきちんとできる。差し入れた本も読んでいる――。そろそろ退院できるかもしれないと家族が考えていた翌年の1月4日のことだ。


両親が病院に見舞いにいくと、ケイジさんは肢体拘束をされ、目の焦点も合わず、うつろな表情で、天井の一点を見つめているだけだった。会話もできない状態である。


病院に理由を聞くと、暴れて、壁に穴をあけた。自殺をしようとしたので、拘束したとのこと。そして、壊れた壁の修理代金として30万円支払うように要求された。※(両親は実際に破損箇所を見てはいません)


病院側の説明も釈然としないまま、家族は目の前のケイジさんの変わりようにおろおろするばかり。結局、言われるがまま、修理代を支払った。そして、「また自殺しようとするのを防ぐために拘束は必要だ」と言われれば、黙って従うしかなかった。


後でわかったことだが、この拘束のとき、ケイジさんに投与されていた薬は以下の通りである。


プロピタン 抗精神病薬


メレリル 抗精神病薬


ヒルナミン 抗精神病薬


ジプレキサ 抗精神病薬 


ベゲタミンB 睡眠薬


セロクエル 抗精神病薬 


ウィンタミン 抗精神病薬


レボトミン 抗精神病薬


ルーラン 抗精神病薬 


グラマリール 抗パ剤


セルシン ベンゾ系抗不安薬


ベンザリン ベンゾ系睡眠薬


ユーロジン ベンゾ系睡眠薬


ダルメート ベンゾ睡眠薬


レンドルミン ベンゾ系抗不安薬 


アキネトン 抗パ剤


セドリーナ 抗パ剤




 


こうした薬を入院中の5ヶ月間(拘束は約3週間続いた)とっかえひっかえ、抗精神病薬は常に2~3種類は投与され続けたのだ。


不安になった両親が医師に減薬を願い出ても、医師からは、「これが普通だ。嫌なら出て行ってください」と言われるだけだった。


そもそもケイジさんには薬剤過敏があった。最初のリスパダール数ミリで、すでに首が前にうなだれる「ジストニア」の症状が出ていたのである。医師はそれを完全に見逃して、薬の中止より、「水で排毒すればいい」などと適当な対応で服薬を続けさせた。そして入院中、実際ケイジさんがどのような行為を行ったのか不明だが、病院側の説明によれば「暴力」と「自害行為」ということで、これだけの薬を、からだを縛り付けたまま投与し続けたのだ。


拘束は3週間続き、その頃には、ケイジさんの首は完全に曲がってしまっていた。


2月中ごろ、医師に「首が曲がってしまったが、薬のせいでしょうか」と家族が問うと、医師は「そうですね」と答えたという。(しかし、その後、医師は、薬の影響を否定する見解を述べ、さらにその後、家族が「医薬品副作用救済制度」を申告した際、医師としての意見欄には、「薬剤性パーキンソニズム」として、認めることになった。結局、救済制度は認められなかったのだが)。









ジストニアの治療


その後、ケイジさんは、ジストニアの治療のため、5月に千葉大医学部附属病院(整形外科)へ転院した。市原鶴岡病院を退院するときには、ジストニアは、顎が胸につくほどになり、歩くのもかなりゆっくりしたペース。表情もさえなかった。


 千葉大病院のジストニア治療では、ボトックス注射、そして、抗パ剤のアーテン(3錠)が処方された。


 しかし、状態は芳しくない。


ケイジさんは突然バックで歩きだしたり、体がこちこちになったようなロボット歩きになってしまったり。結局、歩行不全、トイレに間に合わない(失禁)、見識障害、話にまとまりがない……そんな状態に陥った。医師の見解は「統合失調症と判断するが、薬に敏感なため現在は適切な治療薬がない」とのことで、ケイジさんは11月、退院となった。


自宅療養を続けるなかで、「アーテンがいけないのではないか」と考えた家族が、自己判断でアーテンを断薬した。すると、徐々に、こちこちだった体の柔軟性が回復し、食事も一人でとれるようになり、見識障害も少なくなっていったのだ。


アーテン=抗パーキンソン病薬――抗精神病薬の副作用(錐体外路症状等)止めとしてセットのように、気軽に処方されるが、じつは、重い副作用がある薬である。たとえばアーテンの添付文書には、副作用として以下のものが挙げられている。悪性症候群、精神錯乱、幻覚、せん妄。さらに、興奮、神経過敏、気分高揚、多幸症、見当識障害、眠気、運動失調、眩暈、頭痛、倦怠感など、抗精神病薬に勝るとも劣らない。


ケイジさんもアーテンを中止したことで、いくつかの症状は消えた。しかし、ジストニアの状態は相変わらずである。ケイジさんはときどき、「こんな首になって、もう僕は結婚もできなくないんだね。死んでしまいたい」そんなことを漏らすようになったという。









安定、そして状態悪化で電気ショック治療


 精神科へは、同じ千葉大病院精神科に通院が続いた。


 そこではセロクエルが処方されたが、少量処方(1錠)で、体調・精神状態は安定してきた。父親と定期的に散歩をし、休日には一緒に買い物にも出かけ、ケイジさんはCDを買ったりした。父親から見ても「首が元にもどれば、普通の青年」だった。


しかし、外を歩けば人が振り返り、あからさまな視線にさらされることもあった。それでも、ケイジさんは、首にカラーを装着するジストニア改善策には頑として応じようとしなかった。そして、この年の年末、ケイジさんは友人に年賀状を出した。


そうしたケイジさんの様子を知った医師は、「統合失調症ではないかもしれない」と言ったという。


 医師のその言葉があったからか、その後、ケイジさんは薬を飲むのを嫌がるようになった。通院も拒否したため、父親が病院に足を運び、経過報告をしていた。


結局、セロクエルを断薬。そして、3年間ほど、薬ゼロの時期があったが、少しずつ少しずつ状態が崩れてきて、徘徊、失禁、住んでいる社宅の管理室に入り浸る、そして暴力が出てくるようになってしまった。


 2005年、千葉大病院に再入院。ここでもまた拘束が行われ、点滴での薬の投与が始まった。


しかし、一向に改善しない、それどころか、暴力が治まらない……。医師が提案したのは、「電気ショック療法」である。「おとなしくなるから」というのが理由だった。


 仕方なく承諾した。


 2005年10月17日、第1回目の電気ショック治療。その後、数日おきに実施され、6回、1クールを終了した。


 その頃のことをお父さんが日記に付けていたので、引用する。


「(医師の見解として)返答の中には意味不明も散見されるが、以前と比較して会話がスムース。また、幻聴が少なくなったと本人が言っている。電気治療の効果は認められる。今後、拘束を解く予定である。明日、今後の治療について打ち合わせ」


 ということで、担当医は電気ショック治療の継続を勧めてきた。結局、11月21日に電気ショック治療の2クール目が開始され、6回で、第2クールが終了。


「担当医より電話にて、会話が以前より積極的になり、効果が認められるので、さらに電気ショック治療をお勧めしますとのこと。」


 医師の強い勧めで、ケイジさンはその後、追加で一度だけ電気ショック治療を受けたが、家族からみて改善がほとんど見られないため、2回目以降、中断をお願いした。


 そのとき、母親が拘束が長期にわたっているので改善を要求したが――、


「ケイジさんの現状では、看護師への予測不可能な暴力行為が考えられ、また看護師不足により拘束帯を使用しなければならない」という説明があった。


 その後、千葉大病院でも、ケイジさんを持てあますようになった。手におえない、面倒見きれない……。ケイジさんは退院となり、薬の処方も行われなかった。


 お姉さんが言う。


「結果的に、どんどんおかしくなりました。36時間、このテーブルの椅子に座り続けていたり、話もほとんど通じなくなっていました」


何を言っているのかわからない、認知機能も落ちてしまった。ついには、自力での排泄も困難になった。


 そして、2011年3月11日の東日本大震災が起き、そのことでケイジさんの状態はさらに悪化した。攻撃性が増し、家の中で暴れることもしばしばだった。


 実際、家にお邪魔したとき、目に入ったのは、そうした暴行の痕である。冷蔵庫の扉は歪み、食器棚の脇の板には殴った拳の痕がいくつも残っていた。


 そして、ケイジさんの攻撃性はついに父親に及んだ。顔の骨が陥没するほどのケガだった。結局、警察に相談をして、ケイジさんは措置入院となった。警察がやってきて、病院へ連れて行く際の、ケイジさんの抵抗はものすごかったという。精神科病院でのこれまでの経験から、入院に対する恐怖心があったのか、それとも、その後自分に起きる運命がわかっていたのか……。









統合失調症ではなく広汎性発達障害



 石郷岡病院には2011年9月15日に入院となった。最初は保護室で、次に閉鎖病棟の4人部屋、そしてまた保護室へと移動させられ、その間ケイジさんはほとんど拘束された状態だった。


 飲まされていた薬は、ベンザリン(ベンゾ系睡眠薬)、バレリン(気分安定薬)、セルシン(ベンゾ系抗不安薬)、ピコスルファート(下剤)である。


これまでどこの病院で相談をしても統合失調症だと決めつけられてきたが、じつは、この石郷岡病院の担当医だけは、入院前もケイジさんの家族の話を熱心に聞いてくれて、ケイジさんを「統合失調症ではなく、広汎性発達障害」と診断見直しをしてくれた医師だった。さらに「統合失調症ではないのに統合失調症の薬を投与されると統合失調症のような症状が出る」と認めてもいた。


しかし、職員による暴行が、翌年の1月1日に起きてしまった。


頸椎骨折、そして病院側の不誠実な対応……。


 さらにケイジさんが不幸だったのは、搬送された帝京大学附属ちば総合医療センターで頸椎骨折の治療のあと、療養のために入院した病院の対応のひどさである。


 そこではケイジさんの精神的な状態は回復傾向にあった。会話も成立していたし、新聞記事などを読み、その内容も理解し、記憶していて、父親とそれらを話題にすることもあった。


 しかし、病院の「介護」の仕方は、たとえば、誤嚥性肺炎が心配だからと、誤嚥性肺炎になったこともないのに勝手に「胃ろう」にしてしまう。さらに、食事の貧しさ。1日の摂取カロリーが900~1200キロカロリー(前の帝京大学付属ちば総合医療センターでは若いからということで、倍の2400キロカロリー以上だった)。


 結果、ケイジさんはどんどん痩せていった。入院していた2年間で、体重は15キロ減少。身長180センチ弱なのに、体重は33キロほどになってしまった。


 死亡原因として、最初にお姉さんが医師から口頭で伝えられたのは「低栄養」である。つまり栄養失調。療養型病院の対応のひどさもまた、かなりの問題を含んでいる。


 お姉さんが「弟は3度殺された」とブログで表現しているが、まさにそのとおりだ。1度目は、抗精神病薬の多剤大量処方によって。2度目は、石郷岡病院での傷害事件。そして3度目は、この病院で栄養失調にさせられたこと……。


 なんという「医療」なのかと思う。




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我家のバラ(アニエス・シリジェル)

その陽はまだ沈まない~精神医療の犯罪 1(かこさんのブログ転載)

以前記事にも書きました通り、かこさんこと、ジャーナリストの嶋田和子さんのブログで弟の記事を掲載いただきましたので、ご本人の許可を得て転載させていただきます。3回連載です。

この場をお借りしまして、かこさんには改めて御礼申し上げます。


精神医療の真実 聞かせてください、あなたの体験



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読売新聞の「医療ルネサンス」(佐藤光展記者)で以前(2012年1月24日)『精神科病院 謎多いけが』というタイトルで取り上げられた被害である。




 保護室内で、看護師による暴行を受け、頸椎骨折をして首から下が麻痺してしまった。暴行が起きたのは2012年1月1日午後4時頃のこと。


この件に関しては現在も裁判が続いている。しかし、事件後、ケイジさん(被害男性・仮名)は頸椎骨折治療のため県内の大学病院(帝京大学附属ちば総合医療センター)に入院し、さらに療養型の地元の病院に転院後、残念ながら、今年の4月28日、亡くなられた。


死因は、「低栄養」と「肺炎」――お姉さんが医師から口頭で伝えられたのはこの二つだが、死亡診断書には、「呼吸不全」とあり、備考欄に「頚椎骨折」と書いてあった。享年36歳。








 じつは私は、先日、ケイジさんのご家族(ご両親、お姉さん)に会いに千葉まで行ってきた。


昨年のいつ頃だったか、一度千葉地裁まで足を運び、裁判を傍聴しようと思ったが、裁判は非公開とのことで、叶わなかった。その後、担当弁護士に依頼され、裁判を公開で行うよう(このような事件はぜひ裁判を公開にして、より広く世間一般の人に知ってもらうべきであると)裁判長あて「上申書」を提出したが、残念ながら、その後も非公開のままである。


じつは、ケイジさんのお姉さんは、ケイジさんの無念、家族の無念を晴らすため、この事件、裁判の経過について詳細なブログを立ち上げている。


 弟のこと。~その陽はまだ沈まない~  http://gunter75.blog.fc2.com/


 一人でも多くの人に、こうした精神科病院の実態、その闇で何が行われているのかを知ってもらいたい。


そして、私も私なりに、お姉さん、ご両親の思いを受けて、聞かせていただいた話から、この記事を書いてみたいと思う。




 


「石郷岡病院」における暴行事件


 そもそも、密室である保護室で行われた暴行がなぜ明るみに出ることになったのか。


 それは、保護室内に取り付けられた防犯カメラの映像があったからである。


 私もその映像を見せてもらった。部屋を真上から撮っている。横たわるケイジさん、おむつかえのために部屋に入ってくる准看護師(男性)2人。


 おむつかえに手間取ったものの、ようやく終え、ズボンをはかせようとしている段階で、 一人の職員がケイジさんの胸から下に覆いかぶさり、膝で腹部を押さえつけた。ケイジさんが苦しそうに手を動かすと、その職員が払いのける。ケイジさんはもがくように足をばたつかせ、その足がもう一方の職員に当たった。すると職員は突然立ち上がり、まずケイジさんの頭部側面を足で蹴りつけ、次に頭頂部を蹴りつけた。この時、監視カメラの映像は、ケイジさんの髪が乱れるのを捉えていた。次にその職員は、ケイジさんの顔面を踏みつけた。


その後、もう一人の職員が、ケイジさんの背後に回りこみ、蹴った職員はケイジさんの股を無理やり開かせ、足首を足で踏みつけながらズボンをはかせたのだ。その後、顔面を蹴りつけた職員は、もう一度ケイジさんの大腿部に蹴りを入れた。おそらく蹴ったために出血したのだろう、職員はタオルでケイジさんの顔面を拭っている。


そして、映像は、仕事を終えた准看護師たちが部屋を出ていく場面を映すが――布団をかけてやるわけでもなく、やることをやり終えたらさっさと出て行くといった感じ。そして、出口近くで、一人の准看護師が足元にあった枕を横たわるケイジさんの方へ投げつける。


映像は淡々とケイジさんの姿を映し続ける。


 そして、10数時間後の1月2日。仰向けに横たわるケイジさんの下半身がまったく動いていない。巻き戻してみると、もう数時間も同じ角度に両足を開いたまま、微動だにしていないのが見て取れる。その間に職員は食事やおむつかえにケイジさんを見ているにもかかわらずだ。そして、ケイジさんは1月3日になってから、帝京大学付属ちば総合医療センターに救急搬送された。そのとき、自発呼吸もない状態だった。








 音声のない映像を見ながら、私は正直、胸がむかむかするのをこらえるのに必死だった。


 これは「医療」「看護」とは程遠い、犯罪行為そのものである。


 この事件を起こした病院の名は、千葉市にある「石郷岡病院」。同じ名前の有名精神科医が、最近別の意味で有名になった大学病院の教授をやっているが、彼はこの病院の理事長でもある。


 裁判の経過のなかで、病院側としてはこの行為をさまざま主張しているようだ。最初は、ケイジさん自身による「自傷行為の結果」という説明だった。しかし、ビデオの映像から、どうもそれが通用しないとなると、今度は、ケイジさんが暴れたため、やむを得ず足で「軽く」押さえつけたと主張を変えた。しかし、ビデオを見れば一目瞭然。準看護師がどうにかしなければならないほどケイジさんは暴れていないし、「軽く」抑えたはずの足にはくっきりあざが残っていることもわかっている。


が、それでも石郷岡病院は断固として、この行為を暴行と認めようとしないのだ。


ビデオでは、暴行後、職員が部屋から出て行ったあと、ケイジさんが立ち上がる姿が映っている。そのことで、病院側は頸椎骨折は准看護師の行為とは関係がないと主張しているのだが、搬送先の帝京大の整形外科医の意見では、「脊椎損傷の臨床場面では、腫脹が徐々に拡大するなどの結果、遅発性に症状が発現する事例は珍しいものではない」とのことである。



どこにでもいるごく普通の大学生だった


そもそも、ケイジさんが精神医療に関わることになったのは、大学生のとき。それまではごく普通の青年だった。テニスサークルに所属し、合宿に行ったり、アルバイトをしたり、ギター(ベース)に夢中になったり……。


「お友だちがお葬式に来てくれて、初めてわかったのですが、ケイジは、家での様子とは違い、けっこう活動的で、仲間内でも中心的な存在だったみたいです」とお姉さんは言う。


学生時代は、通学の便のため、自宅を離れて一人暮らしをしていた。大学1年の頃は、とても元気にやっているように見えた。


ところが、大学2年生の夏休み、帰省したときのことだ。ケイジさんは突然「学校をやめたい」ともらしたという。ベースに夢中になっていて、学業よりバンド活動に力を入れたいから、とそんな理由を口にしていた。


そして、お正月休みに帰ってきたときには、なんとなく元気がないように見えた。


学年が変わり、アパートを引っ越してから様子が少しおかしくなった。暗い声で電話がかかってくる。気になった両親がケイジさんのアパートを訪ねたところ、かなり痩せていた。心配になり、両親は自宅にケイジさんを連れて帰った。


しかし、状態は改善せず、ケイジさんは休学届を出し自宅療養していたが、結局留年となってしまった。そのことでケイジさんは自分を責めるような気持ちになったのかもしれない。また、お姉さんが聞いた話では、交友関係での悩みを抱えているようだった。


それでも自宅に戻って少しずつ元気を取り戻していたケイジさん。アルバイトができるまで回復したため、復学した。しかし、自宅から大学まで片道4時間かかる。この長距離通学が再びケイジさんの精神的疲労を招き、結局、両親に相談することもなく、退学届を出してしまったのだ。その直後から、うつ状態になった。










うつ病の診断


2001年の9月(23歳のとき)、ケイジさんは近くの精神科病院を受診した。そして、うつ病と診断され、抗うつ薬パキシル(10㎎、1日1錠)が処方されたのだ。


パキシルを服薬ししばらくした頃から、ケイジさんに変化が現れた。家族に対して暴言を吐いたり、些細なことでイラついて、特に妹と衝突することが多くなった。


そして、服薬2か月ほど経った11月30日。向かいの家が引っ越しをしていて、その音がうるさいと、ケイジさんは引っ越し作業をしていた男性をいきなり殴りつけてしまったのだ。ケガはたいしたことはなかったが、ケイジさんは自ら警察に出頭した。


自分は学校にも行かず、人を殴ってしまい、悪い人間だから、警察へ行かなければならない。自分を責めるような言葉をずっと口にしていた。父親が付き添ったが、殴られた男性は被害届を出さす、結局この件は示談でけりがついた。


警察からの帰り道、父親が「なぜこんなことをしたんだ」と尋ねると、ケイジさんは「淋しかったんだ」と答えたという。


父親としては、このようなことをしでかしたので、一応かかりつけの病院に行ったほうがいいと考え、ケイジさんたちは「市原鶴岡病院」(パキシルを処方した病院)に立ち寄った。






ところで、2001年といえば、SSRIが日本に入ってきたばかりの頃だ(パキシルは2000年日本発売)。当時、SSRIは「まったく副作用もなく、極めて安全な薬」、「魔法の薬」としてもてはやされ、副作用であるアクチベーションシンドローム(賦活症候群)が騒がれることもなく、医師は競ってこの薬を処方していた、そんな時期である。


したがって、市原鶴岡病院の担当医も、ケイジさんの暴力、攻撃性の原因がパキシルの副作用である可能性を疑うことはなかったのだろう(今でも見抜けない医者がたくさんいるが)。








統合失調症の診断


それだけでなく、この医師はケイジさんに「幻聴は聞こえるか?」と質問したという。暴力ひとつで統合失調症を疑ったのだろうが、ケイジさんが「ぜんぜん」と答えると、首を傾げて「じゃあ、何だろう? うつ病かなぁ、不安神経症かなぁ」――かなりの時間考えている様子だった。


そして、しばらくすると意を決したかのように、「見知らぬ人に暴力を振るうのだから、統合失調症だね」と断言した。もちろん、ケイジさんのいる前で、である。


そして、何の薬か一切の説明もなく、「3日間出すので、様子を見て」と薬を処方した。後でわかったことだが、このとき出されたのは「リスパダール」(2㎎×2 朝夕)である。


しかし、1日目、リスパダールを初めて飲んだところで、すぐにケイジさんに異変が現れた。首がガクンとうなだれて、意識が朦朧としてしまったのだ。病院へ電話を入れると、そのまま横にして寝かせてくださいとのこと。


2日目、やはり服用直後に、同様の状態になったため、再び病院に問い合わせると、そのとき対応した医師(副院長)は「水を飲めば、薬の毒が排除される」と言ったので、水をたくさん飲んだが、3日目も、服薬後はやはり同じ状態になった。


それでも、少し回復したところで、ケイジさんは父親と散歩に出た。ところが、途中で突然からだがエビ反りになり、ひきつけを起こした。チアノーゼもでている。あわてて救急車を呼び、地元の病院に運ばれたが(じつはこの病院は、頸椎骨折後のケイジさんが療養のため入院し、亡くなる病院である)、あまりに対応が悪いのですぐに転院を希望して、市原鶴岡病院へ入院することにした。そこで出された薬によって出てきた副作用であるから、責任をとってほしいという思いもあった。




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我が家のバラ(プリンセスアレキサンドラオブケント)


石郷岡病院 裁判 看護師の意見書 part2

イ.保護室での処遇について

保護室は、隔離された空間で、看護の目が行き届きにくい場ですから、定期的な見守りが必要です。観察頻度については、多くの病院で標準となりつつある病院機能評価では「隔離1時間に1回、拘束1時間に4回」とされています。④
さらに、観察者には結果予測義務や危険回避義務があります。
行動制限の基準を規定した昭和63年4月8日厚生省告示第130号 ⑤ では、隔離については「定期的な会話等による注意深い臨床的観察と適当な医療および保護が確保されていなければならないものとする」と示されています。

しかし、保護室の映像を見てみると食事・与薬・オシメ介助以外は、看護師の入室はなく、放置されている状態にみえます。
看護記録上も、9時30分、13時30分、16時と3回しか見回りの記録が残されておらず、検温、血圧測定も認められません。※注1
近づけない程の興奮状態でもないのに、入室しての声がけや、検温、血圧測定も見られないのは、不適切な処遇と言わざるをえません。
隔離は、昭和63年4月8日厚生省告示第130号においても、WHO世界保健機関精神保健ケア法10原則 ⑥ においても、「他に代替手段のない時の最後の方策」です。すなわち、隔離・身体拘束の患者さんは、精神科的には最重症なのです。注意深く、暖かいケアが必要です。
常時動き回り大声を上げて暴力的であるとはとても見えない◯◯さんに対して、放置して声もかけない、というのは不適切です。もしも一人で対応が難しいというのならば、複数看護師で入室すればよいのですから。食事、投薬、オシメ交換以外に、入室せず、マットを敷かず、布団もかけないというのは、放置状態であり、看護としては虐待といってもよいでしょう。

これらからすると、◯◯さんの隔離中の看護は適切なものではないことがわかります。
結論として、◯◯さんの頭部を「足で押さえた」という行為は、看護ケア(患者の抑制行為)としては全く必要がなく、むしろ患者に危害を与えるリスクの高いものであり、また、患者の尊厳・人格を侵害する態様のものであって、極めて不適切な行為であると言わざるを得ません。
精神科病棟内であっても、このような行為が許されるわけはなく、患者に対する安全配慮義務の観点(「医療職のための包括的暴力防止プログラム」P.42)から問題があることは言うまでもありません。さらに言えば、患者の頭部が前屈した状態で固定化していることを認識した上で上部から圧力を加えているのですから、明白に患者虐待、暴力事件であり、傷害罪にあたるものです。
本件のような行為が、仮に「患者の粗暴性ゆえに行われたものである」とすれば、それは従順にケアを受けないことに対する報復的暴力です。
対応の困難な患者に、日々誠実に向かい合っている医療従事者としての立場からしてみればそのような行為まで看護行為と言われることは、看護に対する侮辱であり承服できるものではありません。
病院での看護師の役割は患者さんの苦痛の軽減と回復を助け、権利と尊厳を守り、安心して受けることのできるケアを提供することです。
看護においては、患者さんの安全と安心感に配慮して、大切にされていると感じられるケアの姿勢が重要です。
なによりも、追い詰められた心境や精神状態にある患者さんに対しては、「あなたの味方になりますよ、助けに来ましたよ」という姿勢とメッセージを伝えることが肝心です。(包括的暴力防止プログラムP.28)
チームでの身体介入アプローチでは、なによりも「患者の尊厳」を保つこと、プライドを傷つけないことが重視されます。
これは、ケアを提供する者として、非常に重要な姿勢です。
スタッフが暴力に暴力をもって対応したり、怒りに怒りをもって応ずれば患者に「報復」と受け取られ、患者の再攻撃を刺激してしまうおそれがあります。看護師は治療のため、暴力的な場面で自らが興奮することを戒めなければなりません(「第一に専門職が暴力の被害者にならないために、そして第二に、暴力に過剰に反応することによって専門職側も暴力の主体となってしまう危険性がある」医療職のための包括的プログラムP.11と38参照)
患者が看護ケアへの抵抗などによって陰性感情を持っていた場合でも、その看護者自身の感情をコントロールして、患者さんに対して安全と尊厳を守った看護ケアを提供するのが、看護師の役割です。
精神病者の保護室及び精神保健ケアの改善に関する国連決議(1991年) ⑦ においても、「全ての患者は、不適切な投薬を含む危害、他の患者、スタッフもしくは他人による虐待又は精神的苦痛もしくは身体的不快をもたらず他の行為から保護される」「全ての患者は、最も制限の少ない環境で、最も制限の少ないもしくは最も侵襲的でない治療によって、自己の健康的ニーズ及び他人の身体的安全を護るニーズに適うよう処遇される権利を有する」との決議が採択されています。
急性期・慢性期にある患者が治療の意味を理解できずに医療従事者に対して抵抗を示すことはままることであり、医療現場での患者からの暴力及びそれにどのように対応するかは医療従事者の重大な課題です。1999年の国際看護師協会では、職場における暴力対策のガイドラインが策定され、社団法人日本看護師協会によってそのガイドラインは和訳されています。 ⑧

現場でも、CVPPP等を通じて、いかにして暴力に対応するかについて日々取り組みがなされています。看護師は、患者からの暴力とその対応についても十分に学ぶべきであり、実際にも多くの看護師は暴力についてどのように対応するかを学んでいるのであり、「患者から暴力をふるわれてとっさにやり返してしまった」などという言い訳は医療の現場では認められていません。看護師は症状により判断能力の低下している患者が回復できるよう、患者に対して尊厳をもって対応をすることが求められています。本件は隔離室という密室で行われた虐待と暴力と言えます。
裁判においてあのような行為が看護行為であると認められれば、「精神病棟における医療の実態は悪質であっていい」
ということになり「精神疾患を持つ者への虐待と暴力を認める」ことになります。同じ精神病棟での看護に携わっている者として、患者の権利を擁護する立場から、このような暴力行為に対しては、看護行為ではありえないという適切な判断がされることを望みます。



以上




④ 厚生労働省、日本医師会、日本精神病院協会、日本看護師協会、健康保険組合連合会等の出資によって設立された公益財団法人 日本医療機能評価機構によって、病院機能評価の評価項目が策定され、全国の病院について調査員による調査が行われている。(甲B7)

⑤ 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第三十七条一項の規定に基づき厚生労働大臣が定める基準(甲B8)
【第三十七条】
1 厚生労働大臣は、前条に定めるもののほか、精神病院に入院中の者の処遇について必要な基準を定めることができる。
2 前項の基準が定められたときには、精神科病院の管理者は、その基準を遵守しなければならない。
3 厚生労働大臣は、第一項の基準を定めようとするときは、あらかじめ、社会保障審議会の意見を聴かなければならない。


⑥ WHO(World Health Organization:世界保健機構、国連機関である)が、世界45か国の精神保健法を比較、分析した際に、普遍性のある精神保健分野の法原則を表すことを目的として作成した、精神保健ケア法の基本となる10原則である(甲B9)

⑦ UN Principles for the of Persons with Mental Illness and the Improvement of Mental Health Care(17th Dec 1991)(甲B10)

⑧ 甲B11




※注1…3回のみの入出は2012年1月2日、つまり暴行事件のあった翌日のことだと思います

下記表を作成しました

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1/1、暴行後暫くして身動きがとれなくなり、翌1/2も1/3も救急搬送されるまで殆ど同じ体勢で身動きが取れない状態が監視ビデオからも見て取れるのに、石郷岡病院は弟を放置しました。
身動きがとれないだけでなく、尿も出ない異変に気づきながらです。


石郷岡病院 裁判 看護師の意見書 part1

石郷岡病院との裁判で、精神科看護師から意見書をいただきましたので掲載いたします。
弟の件のみならず、実際に現場で実践されている精神科病棟でのケアについて大変参考になると思います。


長い文章なので2回に分けて掲載いたします。


※固有名詞等は伏せさせていただきます。
(大きな文字で強調されている部分は当方の判断です)






                           意見書


                                        
1.経歴、専門等

私、◯◯は、19☓☓年に看護助手として医療法人◯◯病院に就職し、19☓☓年に准看護師、19☓☓年に看護師資格を取得し、30年精神科病棟および外来で勤務しています。◯◯病院は大阪府にある221床を有する精神科・神経科の病院であり、私は今年2月まで、保護室が6床ある「精神科急性期治療病棟」で5年間病棟勤務をしていました。
夜勤も含め、日常的に入院する精神疾患患者さんの看護にあたり、隔離・身体拘束中の患者さんのケアや、精神科集団療法としてのミーティングや家族への心理教育に携わっています。
また、病院内の人権委員会、サービス向上委員会の担当の他、厚生労働省が推奨する「包括的暴力防止プログラム(Comprehensive Violence Prevention and Protection Program:CVPPP)」① の認定トレーナーとして、院内で危機予防研修を担当しており、暴力的な場面や隔離・身体拘束で、暴行を回避し、双方が傷つくことがないよう安全にケアする手法について始動を行っています。
さらに、精神科入院患者への権利擁護活動を行う、NPO法人大阪精神医療人権センター電話相談員を務め、大阪府療養環境サポーターとして、大阪府下の精神病院へのオンブズマン活動をしています。 ②
今回、◯◯陽さん(以下、単に「◯◯さん」という)が、平成24年1月1日に病棟看護師から頭部を足で踏まれた行為(以下、「本件行為」といいます)について、下記の通り意見を申し述べます。



① 精神医療の領域において発生する興奮や攻撃、暴力に対し、医療職が被害者にも加害者にもならないよう、専門的な知識や技術を基に包括的に対処できる技能の習得プログラムである(甲B4)。講義と実技からなる全4日間のプログラムで包括的暴力防止プログラム認定委員会の下で、認定トレーナーの要請で行われる。日本精神科看護技術協会主催の講習会ほか、多数の国立、私立の精神科病院でも病院単位で講習会が行われている(甲B5)



② 大阪精神医療人権センターは宇都宮病院事件をきっかけに精神障害者を人権侵害から救済することを目的に設立された団体であり、2003年には大阪府から委託を受けて精神医療オンブズマン制度を実施している。なお宇都宮病院事件とは1983年4月に宇都宮市の精神科病院で、食事のないように不満を漏らした入院患者が看護職員らに金属パイプを用いた暴行を加えられ死亡し、同年12月にも退院を訴えた別の患者が職員らに殴られて死亡したことが、入院患者の新聞への投稿によって明らかになった事件である。この事件により、院長を含める医療職員5人が有罪判決を受け、精神保健法制定のきっかけとなった。







2.ジストニアについて

ジストニア(あるいはジスキネジア)は、向精神薬の副作用として精神科薬剤の文献には必ず記載されているものであり、精神科で働く看護師が必ず知っておくべき知識です。
症状も重いことから、副作用の中でも重大な項目として指摘されており、精神科で働く看護師が知らないというのは、よほど基礎知識を欠いていると言わざるを得ません。厚生労働省の行っている重篤副作用総合対策事業 ③ においても、薬剤性のジスキネジアは重篤副作用疾患として取り上げられています。なお、厚生労働省の向精神薬の「重篤副作用疾患別マニュアル ジスキネジア」によれば、ジストニアとは、「持続的に筋肉が収縮する運動であり、ある特定の肢位を維持し続ける様になる」とされています。
看護師がジストニアの診断をするものではありませんが、精神科病院入院患者にはしばしばみられる症状でもあり、筋肉の緊張、収縮が持続して不自然な動きを続けている場合、当然その可能性を疑うものです。◯◯さんの場合、2011年9月より入院中なので、病棟看護師が「首が曲がっているのはわかったけど、ジストニアとは知らなかった」などということは、患者さんの心身の安全を守り、回復を図る看護師として、患者情報の確認が不十分であったと言わざるを得ません。患者さんが他者の視線のない場面でも下を向き続けるなどを見れば、看護師としては、ジストニアなどの問題を抱えていると考えるのが当然です。万が一、ジストニアに思い至らなかったとしても、頸部の前屈のある患者さんは、何らかの身体的トラブル、筋肉の萎縮や硬直、頸部の頚椎症(骨の変形で神経を圧迫している)、神経障害を抱えていると考えることが必要です。さらに、長期にわたり不自然な姿勢を続けていると、骨の変形をきたしている可能性も考えるべきです。
患部である可能性がある部位に強い圧迫や打撃を加えるというのは、看護として極めて不適切で、医療安全の上でも不適切な行為です。
以上のように全身状態を常に観察する看護師としては「首が曲がっているのはわかったけど、ジストニアだとは知らなかった」という言い訳は通用しないものです。




③ 平成17年から厚労省が行っている事業であり、医薬品の使用により発生する副作用疾患に着目した対策整備を行うとともに、副作用発生機序解明研究等を推進することにより、従来の事後対応型から「予測・予防型」安全対策への転換を図ることを目的とするものである(甲B6)






3.
日本の精神医療の現状

欧米諸国など他の多くの国においては、強制入院、隔離・身体拘束などの行動制限は、人権侵害とならぬよう、医療機関に対して厳しく基準を定めています。アメリカの多くの州では、隔離や身体拘束の場合、3日以内に裁判所に書類を提出する、隔離室のドアの前に常時スタッフが居て、行動制限の必要性の評価を評価することが定められています。また、強制入院や処遇への不服申立てがあれば、数日以内に裁判所や監督機関が病院に出向いて、権利擁護者のつきそいのもと、入院者本人、主治医の意見を聞いて判定するなどの制度があります。
イギリスでは、精神病院において、日中は常時、人権機関から権利擁護者が常駐しており、何時でも処遇などについて相談することが可能で、退院請求は2割が認められるという実績があります。これは、長い精神保健医療の歴史の中で、閉鎖病棟など外部の目に触れにくい閉鎖環境においては、医療従事者と患者の間の支配構造が固定化し、不必要な拘束や虐待が横行することが明らかとなり、外部の監視機能を強化する必要があることが自覚されてきたからです。
日本においても、閉鎖病棟における違法、または不適当な処遇、行動制限が行われてきた歴史があることは、別紙{精神科で発覚した主な問題事件」からも明らかです。
しかし、日本の強制入院である医療保護入院に関しては、裁判所等の医療から独立した監視機構は整備されておらず、精神医療審査会があるものの、都道府県の担当者は15~25名程度で、予算も人数も足りず、実際には形式的書類審査しか行わず、99%以上が認められるという状態であり、未だに、非常に不十分な監督状況であると言わざるを得ません。
今回の◯◯さんへの暴力的行為と重大な障害を負うにいたる背景には、閉鎖病院内での身体拘束・隔離に対する監視が不十分な日本の精神医療政策の問題があります。この裁判は、閉鎖病棟の中での事件について、証拠を伴って表面化した数少ない事案です。裁判所には、証拠を精査した上で、患者の権利擁護という観点から閉鎖的な精神科医療を審査する役割が期待されているとも言えます。






4.問題となっている行為について

本件行為については、保護室に設置されていた監視カメラの映像をダビングした映像を拝見しました。


(1)カメラから認められる内容
時系列で見ると、まず、長時間にわたり、◯◯さんがうずくまっていることが認められます。その間、動き回るわけでもなく、叫んでいるようにもみえず、精神症状としての「不穏」「多動」や「衝動性」は、見られていません。
その後、16:08に4名の看護師が保護室に入り、食事介助を行った後に2名が退出します。16:12には、2名の男性看護師がオシメを装着し、その後16:13には、ズボンをあげようとして◯◯さんが足をばたつかせていることが認められます。
そして、16:14に、背の高い男性看護師が◯◯さんの頭を二回踏みつけていることが確認できます。
頭部を踏みつけられた後、◯◯さんは首に手を回して、頸部を抑えています。その後、もう一人の男性看護師が上半身を押さえつけ、背の高い男性看護師がオシメを交換しています。その際、上半身を押さえた男性看護師が膝あるいは下腿部で◯◯さんの頭部を押さえつけて動きを制限させているように見えます。





(2)看護師としての意見
ア.食事介助・オシメ交換について
坐ることのできる人を、あえて寝かせたまま食事をとらせることは通常ありえません。臥位での食事は誤嚥のリスクが大きく、誤嚥性肺炎を引き起こしやすいからです。座位がとれない患者さんには、ベッドをギャッジアップして頭部を高くするなどして、できるだけ座位に近い姿勢で食事をとってもらいます。さらに、マットも布団も敷かずに、寝かせて流動食品で食事を介助するなど、患者へのケアと言えず、家畜への強制食餌の様です。また、寝かせたままでの食事介助と並行して、オシメの交換を行っています。これは患者にとってはトイレで食事を強制されることとかわりありません。ケアでは食事と排泄の介助は時間をずらすか、場所を変えておこないます。
通常、オシメの交換はベッドの上で、ベッドを使用していなければマット、布団の上で行います。床の上に直接寝かせて食事をとらせる、オシメの交換をすることは、患者に背部及び患部である頸部の痛みを伴うとともに、非人間的な取り扱いをされたことで、患者に屈辱感を与えるものであり、看護行為として極めて不適切な行為です。患者の尊厳を配慮しない病院スタッフの姿勢がみてとれます。
患者が、オシメ交換、食事介助のケアに際して、不安や恐怖感が強くなっている、あるいは興奮しやすい場合にには、まず、見下ろすような位置関係は避けて、低く、できるだけ同じか、より低い視線の高さで、やさしい口調でこれからケアする内容、その必要性を説明し了解を求めるようにします。抵抗がなければ押さえつける必要はありません。
どうしても身体を抑える必要があるなら、安全に抑えられるだけの看護の人手を集めます。頸部、頭部は避け、上肢や肩、下肢を握ることで対応します。先述したCVPPPの手法では、頭部は必ずスタッフの手で保持します。足では保持が不確実でありかえって危険です。また屈辱感を与えやすく、強い抵抗を引きだしやすいものです。患者が起き上がって抵抗が強い場合は、ケアの説明をしながら理解と同意を求め、手を握り、肩を手で押さえるなどして、不安感を与えず、安楽にオシメ交換が可能な姿勢を確保するのが当然です。
保護室のモニター上では◯◯さんは、長時間にわたって、じっとしゃがみ込んでおり、歩き回る、壁や寝具を蹴るなどの行為は見られず、不穏状態にはみえません。このように、抵抗もしていない患者さんに対し、寝具やマットの上に寝かさず一方的な食事介助、押さえつけてのオシメ交換は不適切であると言わざるを得ません。
ましてや◯◯さんの場合には、頸部ジストニアがあり、(普段頸部を起こすことは、頸部の神経根を圧迫して強い苦痛を与えることが考えられます。このような場合には、枕を頭部下に充てるなどして負担の軽減をはかるのが通常です。





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我が家のバラ(ベンジャミン・ブリテン)






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gunter75

Author:gunter75
このブログは姉である【私個人】がやっています。



●プロフ画像は、弟が薬剤性ジストニアになったあと、友人たちがリレーで色紙を書いてくださり、お見舞いの時にいただいたものです。



●医療法人 石郷岡病院を許しません!!
絶対に諦めません!!(2015/12/31現在、病院からの説明・謝罪等は一切ありません。2012/1/4以来全く接触もありません)


●事件の流れ
2012/1/1石郷岡病院の2准看護師が弟を暴行→1/2朝には病院側は異変に気づきながらも放置。診察もしていないのにも関わらずカルテに「著変なし」、1/3昼過ぎ救急搬送→1/4一時心肺停止するも蘇生→2014/4/28療養先の病院で息を引き取る→2014/4千葉県警千葉中央署捜査第一課捜査開始→2015/7/8石郷岡病院の暴行した2准看護師逮捕→2017/3/14 千葉地裁(高橋康明裁判長)は、正当な医療行為として田中氏無罪、菅原被告に罰金30万の不当判決(公訴時効成立の暴行罪)を下した→3/28検察が控訴

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