ある精神科病院の事件1・患者を布団で簀巻きに?

私の弟が石郷岡病院で暴行された同じ年、2012年9月に大阪にある巨大精神科病院で、やはり患者さんが看護師に虐待を受け亡くなるという事件があった。

当時の記事を見てみると「患者が布団でぐるぐる巻きにされて窒息死」「患者が布団にくるまれて死亡」という報道がされていた。
そしてその後、続報はなく事件の経過や犯人とされる看護師の消息も不明のままとなった。

ところがあるきっかけで、この事件の詳細に触れる機会があり、犯人とされる元看護師と直接話をすることができた。
この事件…仮に「D病院事件」としよう。
詳細に話を聞くにつれ、ニュースや報道では知ることのできなかったある「事実」が浮かび上がる。



事件当時の報道

(毎日新聞・リンク切れ)

大阪府××市の医療法人「××病院」で9月、認知症の入院患者の男性(当時79歳)が死亡しているのが見つかり、男性看護師(33)が病院の調査に、「声を上げたので投薬し、うつぶせにして布団で頭を巻き込んだ」と説明していることが分かった。府警××署によると、司法解剖の結果、直接の死因は、食べ物などが気道に入って起こる誤嚥(ごえん)による窒息の疑いだった。同署は業務上過失致死容疑も視野に、布団での巻き込みと誤嚥との因果関係などを慎重に調べている。
同病院は4日、「死亡との因果関係は不明だが、布団で頭を巻き込んだ行為は不適切だった」として、この男性看護師を解雇した。投薬したのは睡眠導入剤で、この行為は適切だったとしている。

同署や同病院によると、死亡したのは、無職のXさん。9月22日午後10時ごろ、この看護師が巡回した際、騒がしくしていた。約40分後に別の看護師が巡回した時、病室のベッドで布団にくるまった状態で死亡しているのが見つかった。外傷はなかった。同病院は同月25日に内部調査委員会を設置していた。
府医事看護課によると、同病院の診療科目は内科、精神科など。精神科の病床数は455床。



(共同通信社・リンク切れ)


大阪府××市の医療法人××会「D病院」で昨年9月、認知症の入院患者が死亡しているのが見つかった事件で、大阪府警は20日、殺人容疑で元看護師 坂本善高容疑者(34)=東京都××市=を逮捕した。

逮捕容疑は昨年9月22日午後10時ごろ、入院患者の男性=当時(79)=をベッド上でうつぶせにした上、上半身に布団を巻き付けるなどの暴行を加えて放置し、窒息により殺害した疑い。
××署によると、巡回中の別の看護師が死亡しているのを発見、110番していた。死因は食べ物などが気道に入って起こる誤嚥による窒息の可能性がある。


ケアマネタイムス


大阪府の医療法人「××病院」(○理事長・院長、△△市×××)において先月、入院中の無職・Xさん(79)が「布団巻き」状態で死亡しているのが見つかり、男性看護師(33)が病院の聞き取り調査に「男性が声をあげ続けるので薬を投与したが治まらず、うつぶせにして布団で頭を巻き込んで放置した」などと話していたことが4日わかった。病院側が明らかにした。

大阪府警察本部××警察署では、業務上過失致死容疑も視野に入れ、布団巻きと誤嚥・窒息死との因果関係など詳しい経緯について調べを進める方針だ。






報道の内容からは殺人罪で逮捕された坂本善高・元看護師が「認知症の患者」に「布団を巻き付け」「暴行を加えるなどして」「窒息により殺害した疑い」となっている。

私はこの事件の第一報を聞いたとき、また精神科病院で看護師による虐待があったのだな。なぜこうも医療関係者による虐待が後を絶たないのか、とんでもない、そう思っていた。
奇しくも弟の事件と同じ年に起こった事件である。だから特に印象に残っていた。





殺人罪で逮捕された元看護師



あるきっかけで、この事件の加害者である、元看護師・坂本善高氏を知る方と接触する機会があった。
その方はこの事件について興味があり、何度か法廷に足を運んだということだった。
その後、坂本氏本人に話を聞く機会を得た。


私は話の内容を聞き衝撃を受けた。そしてこの事件の不可解さ。報道されなかった事実。
それが今回、私がこの記事を書く理由である。


元看護師は、傷害致死罪でも業務上過失致死罪でもなく、殺人罪での逮捕となった。
殺人罪の適応は、相当の故意性がないと適応されない。
その後「逮捕致死罪」に訴因変更がされている。
検察の起訴事由は「加害者は、被害者が加齢に加え認知症のため身体能力が著しく低下し自立による立位維持などが著しく困難である同人を、うつぶせ寝にし腹圧を上昇させ、やがて布団の中で窒息死をするのを被告人は予見できたはずである」というものであった。


2014年にこの事件の判決があった。
検察側の求刑、懲役5年に対し、判決は懲役3年、執行猶予5年であった。


殺人罪から逮捕致死罪に訴因変更されたとしても、悪質な事件であるはずなのに執行猶予がつくことにも違和感を感じた。
先日、裁判を傍聴した方が書いたという記録を入手した。
以下はその傍聴記録をまとめたものである。






当該事件の傍聴記録






被告は、坂本善高(さかもとよしたか)被告(35才)である。

検察官や弁護士によると、坂本被告は北海道大学を卒業し、その後、看護学校に通い看護師になった。看護学校卒業後は、東京の都立松沢病院という精神科病院で勤務していたのだという。
そして東日本大震災の際には被災者のためのボランティアに向かい、そのときの仲間たちからの勧めもあり2011年の6月に大阪のD病院に就職したのだという。

 この坂本被告は犯行について、裁判の冒頭で以下のように述べていたらしい。

「被害者に対し、心から申し訳ないと思っています。毎日、それを感じています。殺そうとか身動きできないようにしようとか、そういうつもりはありませんでした。被害者の大声を何とかしなくてはいけない、響かないようにしないといけない、そういう思いでいっぱいでした。自分は看護師などする能力のない愚か者で、一生背負っていかなくてはいけない、そのように考えています」

 一方、弁護士は以下のように述べていたそうだ。

「本件は(殺人罪ではなくて)業務上過失致死罪が成立するものであります」
「坂本被告は、看護の目的で、看護行為として必要と考えて行った」

その理由について

「坂本被告が、消灯後に普段以上の大声で、叫び続けていた被害者の大声が響かないようにと考えたものである」
「被害者は少なくともベッド上での体動は激しく、ベッドからの転落の危険すらある患者であり、坂本被告はそう認識していた」
「少なくとも坂本被告の主観では、被害者が布団から抜け出すものと認識していたことになります」

と弁護士は続けた。


検察官によると、被害者は食道裂孔ヘルニアからくる逆流性食道炎を患っており、そのせいで嘔吐しやすい体質であった。(解剖医の書面)
そのため坂本被告が被害者をうつぶせにしたことで腹圧が上昇し、被害者は嘔吐に至った。その吐いたものを再び飲み込もうとした被害者は気管の方に飲み込んでしまい(医学的には誤嚥という)、窒息して死亡したと主張している。その根拠となる解剖医の調書が法廷で読み上げられた。(解剖医の書面)
ただし、この腹圧の上昇に、被告人が患者をくるんだ布団は関係がない(うつぶせのみが原因)、ということであった(解剖医の書面)。
また、弁護人によれば、坂本被告だけでなく、他の看護師たちも、被害者の吐きやすい持病については知らなかったのだという。






坂本被告の語る事件当日の様子


当日、坂本被告が事件を起こすまで


坂本被告は、事件当日の平成24年9月22日、16時頃に勤務に入った。
日勤者から、夜勤者である被告人への引き継ぎの際、特に被害者については、何も申し送られなかったという。
坂本被告によれば、これは、”いつもと変わらぬ状態”の意味だという。


この日は21時40分ころに配薬が終わり、病棟は消灯されたという。
その後、被害者となる男性患者さんが大声を上げているのに、坂本被告は気づいたという。


この日は21時40分ころに配薬が終わり、病棟は消灯されたという。
その後、被害者となる男性患者さんが大声を上げているのに坂本被告は気づいたという。


弁護人「その声を聞いて、ナースステーション内で何か会話は?」
被告人「はい。Aさんと私の間で」

弁護人「どんな会話?」
被告人「Aさんからなんですけれども、今日のXさんすごいねぇ、初めてやねぇこんなん、という感じで私に話し掛けてきました。自分も「そうですねーとか返事してました」

そしてちょうど22時に、ナースステーションにZさんという患者さんが苦情を言いに来て、少し険しい表情で「うるさくて寝られへん」と坂本被告に訴えたという。

検察官「どうして先に、Zさんをなだめるなりしなかったの?」
被告人「音の元になっている方を何とかしなければ、ほかの患者さんがどんどん起きてしまう。だからまずはXさんと思ったろうし、A看護師もそういう風に思われたのでは」

A看護師に睡眠薬を渡された坂本被告は、ナースステーションの外に出る。

検察官「あなたが病室に行ったとき、Zさんはどこに居たんですか?」
被告人「わからないです。ナースステーションの扉のあたりですれ違ってから彼を見てません」

そして坂本被告はナースステーションから出た。

被告人「甲高い叫び声で腹の底から出ていて、長く伸びのある声がしていた」
「これでは寝られないのは当然で、こんなのが続くと、最悪、暴行される可能性もあると思いました」
    

それで、坂本被告はA看護師が準備した睡眠剤を持って、Xさんの部屋に向かったという。
(ここで弁護人がフロアの地図を全体に映しだす。はっきりとはしないが、坂本被告の道のりは25mくらいか?)

被害者患者の病室(6人部屋らしい)に着いた坂本被告は、以下のものを見たという。

被告人「 手を振り回していて、時折は足も動かしているような、そういう姿を見ました」
被告人「姿勢は上体を上げていて、頭側の柵、へッドボードというものに頭が乗っていました」

弁護人「なんでそんな体勢だったのだと思いますか?」
被告人「自分の手と足の力でせり上がって、それで上っていったのだと思います」

弁護人「どうしてそう思うの?」
被告人「前に、そうやって上がっていくのを見たことがあるからです」

検察官「ベッドの状態は?」
被告人「フラットでした」

そして、同じ病室のWさんが「うるさい」と訴えていたそうである。

その後、坂本被告は被害者に睡眠剤を飲んでもらおうとした。その時の状況が下記です。

被告人「(被害者は)上体を浮かせた状態で、斜め前の天井、空中にパンチを両手で繰り出していました」
    被告人「私は『どうしましたか?大丈夫ですか?寝られそうですか?』と、声を掛けました。
被告人「すると、『寝るわけ無いやろ!』と返事がありました。パンチが飛んできた気もします。私は, その手に当たらないように、顔の右の方から、開いている口に眠剤を入れました」
被告人「すると急に手が止まって、薬を飲んでもらえました」

弁護人「その後どうなりました?」
被告人「また叫び始めて、両手でパンチもはじめた」

弁護士「それで、どう思ったの?」
被告人「このまま、当分大声が止みそうにないと思いました。それだと他の患者さんが起きてしまうと思ったし、更にこの人を暴行する可能性も、このままなら十分にあるなと思いました」

弁護人「あなたが暴行されると思った根拠は、どんなことがある?」
被告人「この当時の病棟では、夜間に原因の分からない怪我が何件か続いていて、それも骨折などの大きな怪我でした。それにB看護師から過去のD病院での殺人事件の話も聞いていたからだと思う」
    

裁判官「他の患者さんによる暴力の危険が頭に浮かんだんですよね。具体的に誰のことです?」
被告人「Zさんだけでなく、何人か暴行する患者さんがいて、そういう他の人も含まれています」

その後、被告人は仰向けになってヘッドボードに頭を載せている患者さんに、上から布団を被せた。
そうしたら、すぐに布団は剥ぎ取られて飛んでしまった、と坂本被告は語る。

検察官「そんなに布団は飛んだんですか?」
被告人「ただのパンチというよりは、掴んでいるような感じにしていて、それで飛んで行ったのではないかと思います」

それで、とっさに被害者をうつぶせにすることを思いつき、犯行に及んだのだそうである。

坂本被告が被害者をうつぶせにするというのが浮かんだのは、聖路加国際病院の日野原重明医師の提唱する「うつ伏せ療法」を知っており、それを普段から被害者に実践していたから、らしい。

裁判官「何回くらいXさんにうつ伏せ療法をしましたか?」
被告人「正確には覚えていません。5回くらいでしょうか」

裁判官「どのぐらいうつ伏せにしていましたか?」
被告人「最初の方はすぐにもう戻ってしまったのが…。確か1回ぐらいはすぐに戻らなかったのがあったと記憶していますが、それも次の巡回で戻っていました」

裁判官「Xさんに対して、うつ伏せ療法を試してみますと誰かに話しましたか?」
被告人「私の指導者だったF看護師に話したことがあります」

裁判官「そうしたら?」
被告人「ふーんやってみたら、というような返事でした」

裁判官「うつ伏せ療法を職場全体に話さなかった理由は?」
被告人「体位変換の一つだと思っていたので、それなら看護師が日常、医師の指示なしで行っていたので、それと同じように考えていた」




事件を起こした際の様子


弁護人「Xさんの顔の向きは?」
被告人「右でした」

検察官「うつぶせにして、体のどの辺りまで布団で隠れました?」
被告人「はっきりとは覚えていませんが、膝は出ていたのではないかと」

検察官「どのようにしたんですか?」
被告人「Xさんの体の左側にあたる部分から体を持ち上げ、それで布団の端を入れ込んでいったことになります」

検察官「布団の出ている部分全部を体の下に入れたんですか?」
被告人「いや、その時は肩から足方向に向かって、胴体に向かってです」

弁護人「右手で大雑把に体の下に入れたのですか」
被告人「はい、そうなります」
弁護人「その右手は、Xさんの体に触れていないのね?」

検察官「そのあとは?」
被告人「左手を怪我していたので、左肘でXさんの右肩を挟んで、右手で向こう側に放りました。布団がどこまでかかったのかは分からないです」

裁判官「放った布団はどうなったんですか?」
被告人「布団がXさんを越えて、Xさんの体を下したので、体とマットレスの間に挟まる形になったと思います」

検察官「その後は?」
被告人「布団の裾を、頭のほうに近づけていった。どの辺までかは分からないですが顔の下に入れました。その後、蒲団の裾、角が出ているので、それを整えることはしたと思います」

坂本被告は、D病院でのあるエピソードを述べている。
自分の顔を叩き続けるという患者に、Mというリーダー看護師が、「布団で手を動かないようにして」と教えたのだという。坂本被告がミトンを使っていたことを注意され、布団を使うように言われた、とのことだった。




行動を起こした理由


弁護士「なぜそんなことを?」
被告人「すごい興奮されていたので、ひょっとしてベッドから落ちるかも知れないとも考えたので、それが防げると思いました。あとは声が仰向けだと四方八方に行くのを、少しでも響かない方向に向けようと思いました」

弁護人「吐くと思わなかった?」
被告人「夕食から時間が3時間以上も経っているから、もう消化されているだろうと思っていました」

弁護人「誤嚥の危険は?」
被告人「うつ伏せは、誤嚥を防ぐ、そして誤嚥したものを排痰によって出せるので誤嚥性肺炎の予防に繋がるという理解でした。誤嚥の恐れはないと考えていました」

弁護人「窒息の危険は?」
被告人「寝返りを打てる認識だったし、布団の中で動けると思っていたので窒息するとは思わなかったです」

検察官「なんでXさんが動けると考えたの?」
被告人「私自身、力を入れていないから。力を入れて何かを絞めたとかしていないから」

検察官「あなたは布団が外れないように巻いたんじゃないの?」
被告人「それはそもそも無理という認識でした。布団が外れて大声が聞こえてくれば、また行けばいいやという感覚だったと思う。またナースステーションから出ていくなりしないといけないと考えていました」

弁護人「なんでベッドを別のところに移そうとしなかったの?」
被告人「この当時、個室が全部埋まっていました。それで松沢病院の時みたいにホールに移動しようと考えたけど、そこにはすでに別の暴力的な患者さんたちがいたので、もうこの部屋で対応するしかないと考えたのです」

検察官「ナースステーションに移動することを考えなかったの?」
被告人「睡眠剤を飲んで、これから寝ようとしている人を車いすに乗せて、明るいナースステーションに連れてくるのは考えられないし見たこともないから、そもそも選択肢に浮かばなかったと思います」

弁護人「睡眠薬を服用していることを、どう考えていたの?」
被告人「効くまでの間にXさんが布団から抜けるだろうと考えていました」

検察官「睡眠薬の副作用、呼吸抑制のリスクを考えなかったの?」
被告人「非常に低い確率だし、そういう呼吸抑制が起こるのは、量が多すぎるとか肝臓が悪いとか初めてその薬飲んだ時に副作用として出るという認識でしたので。過去に何度も飲んでいる薬で、それで全然問題なかったですから、問題ないと考えていました」


弁護人「その後の被害者の状況は?」
被告人「その前よりは声が響かなくなりましたが、まだ「イエーイ」「オーイ」と声が出続けていました。声が出ているので窒息しないと考えたと思います」

弁護人「くるんだ布団の厚さは?」
被告人「9月でまだ夏の時期だったので、薄くて軽い布団でした」

弁護人「部屋を出るときに見た、被害者の様子は?」
被告人「足をばたつかせているとか、特に苦しそうな感じは一切なかったです。上半身も特にもがいている感じには見えなかったです。ただ、声を出し続けていました」

弁護士「なんで部屋を立ち去ったの?」
被告人「その前よりも声が響かなくなって、普段のような状態になったので、これなら大丈夫と考えたのが一つ。あとは、まだナースステーションでの仕事があったからです」

裁判官「相勤の看護師が病室に先に行くのを、何とも思わなかったのですか?」
被告人「はい。そのうち自分が病室に行くかも知れないし、ほかの二人が行くかも知れないという認識でした」

裁判長「布団を顔の下に入れているでしょう。お布団をかぶせるだけでよかったのでは?」
被告人「今思えば、そのとおりだと思っています。後悔しています」

裁判長「なんでそうしたんですか?」
被告人「仰向けだった時に布団が飛んで、飛ばされないようにという意識が働いたんだと思います。冷静でなかったと思います」

裁判官「今考えて、他に取るべき対応策をどう思いますか?」
被告人「今なら、面会室の椅子とテーブルを全部出して布団を敷いてお連れすればよかったと思います」

裁判官「どうしてそれが頭に浮かばなかったんですか?」
被告人「面会室を、面会以外で使用したことが、無かったからだと思います」


坂本被告による、一連の行為終了が22時5分頃らしい。






そして坂本被告がナースステーションに戻ってから


相勤だった看護師Bは別の場所にいたらしく、22時10分ころに被害者の声を聞いたそうだ。

そして22時15分に、患者Zが再びナースステーションを訪れたのだという。そして、これに対応したのは、またもや坂本被告だったらしい。

弁護人「彼はなんと言ってた?」
被告人「うるさくて寝られへん。薬ください、とか言いました」
弁護人「彼はどうするつもりだと思いました?」
被告人「睡眠薬を飲んで寝るつもりだと思いました」

このときは、あとに被害者の第一発見者となる女性看護師Aが、睡眠薬を患者Zに与薬し、このA看護師の指示で、坂本被告はB看護師と休憩に入ったという。
看護師Aは被害者の声が止んだので、二人に休憩に入ってもらった。それが22時25分だったと述べている

看護師Aはここから、ナースステーションに一人になる。それから患者Sがまた二回ほどナースステーションを訪れてきたそうだが、すぐに戻ったりしたそうである。

しばらくしてA看護師は病棟内の巡回を始め、死亡している被害者を病室で発見する。A看護師が大声を出して応援を求めると、休憩していた坂本被告たち二人もその声の方に向かうのである。これが死亡時刻の22時42分頃、ということだった。




記事2・目撃証言があった?に続きます


プロフィール

gunter75

Author:gunter75
このブログは姉である【私個人】がやっています。



●プロフ画像は、弟が薬剤性ジストニアになったあと、友人たちがリレーで色紙を書いてくださり、お見舞いの時にいただいたものです。



●医療法人 石郷岡病院を許しません!!
絶対に諦めません!!(2015/12/31現在、病院からの説明・謝罪等は一切ありません。2012/1/4以来全く接触もありません)


●事件の流れ
2012/1/1石郷岡病院の2准看護師が弟を暴行→1/2朝には病院側は異変に気づきながらも放置。診察もしていないのにも関わらずカルテに「著変なし」、1/3昼過ぎ救急搬送→1/4一時心肺停止するも蘇生→2014/4/28療養先の病院で息を引き取る→2014/4千葉県警千葉中央署捜査第一課捜査開始→2015/7/8石郷岡病院の暴行した2准看護師逮捕→2017/3/14 千葉地裁(高橋康明裁判長)は、正当な医療行為として田中氏無罪、菅原被告に罰金30万の不当判決(公訴時効成立の暴行罪)を下した→3/28検察が控訴

石郷岡事件・経緯←クリックすると経緯の記事を表示します




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