石郷岡病院の民事裁判での理不尽な主張

民事裁判のほうは、刑事事件の結果を待つということで現在事実上、休止状態です。
未だに謝罪はおろか、事故調査委員会も設置せず、本件事故後(傷害致死事件でしょう)知らぬ存ぜぬを準備書面でも貫き通している
医療法人・石郷岡病院(東京女子医科大学・精神科特任教授である石郷岡純理事長。事件報道の渦中に女子医科大の理事長選に立候補と精力的に活動されているようですね)ですが
民事裁判のほうでも都合が悪くなるとカルテに記録が残っているにも関わらず、真逆のことを準備書面上で主張しています。

この事件後、弟が入院した病院の入院代を民事裁判で支払って欲しいというこちらの主張に対し、石郷岡病院は準備書面上でこう主張しています。





準備書面(6)

仮に本件事故がない場合、亡陽(原告)はその精神症状のために被告病院ないし他の精神科医療機関に入院し続けたであろうから、毎月の治療費実費から被告病院の本件事故前直近3か月の平均治療費である月額〇〇万円を各月の入院治療費より差引くべきである。
-中略-
早期の退院は困難で、以後も被告病院(ないし他の精神科医療機関)の入院治療費相当の治療費は負担することになったであろうから、それを差し引くのが公平の観点から妥当である。
本件では月額〇〇万円を超える治療費は支払われていなかったので、本件と相当因果関係のある損害たる治療費は0円となる。





簡単に言えば、「今回の事件がなくても原告は精神疾患だから、ずっと石郷岡病院か他の精神科病院に入院し続けてたはず。だから事件後に入院した病院の入院費(精神科ではなく、頚髄損傷・頚椎骨折・四肢麻痺の治療)をそのまま請求するのはおかしいですよね?
だって、事件がなければ石郷岡病院か他の精神科病院に入院しつづけて医療費を払いつづけるでしょう?
原告は粗暴なのですから(中略した部分)早く退院できない。
だから原告は入院費の請求額から石郷岡病院に入院していた時の治療費を差し引くべき。
そうすると0円ですね」です。

つまり、原告は事件がなくてもずっと精神科へ入院していたはずだから、事件後に負った障害(首から下が麻痺・寝たきり)のために入院している病院の治療費は払う必要がない(払いませんよ)、という主張です。
非常に理不尽極まりない主張です。

裁判ではそのように主張している石郷岡病院ですが、一方で証拠保全をしたカルテには、2回退院の打診をしたという証拠が残っているのですよね(平成23年10月7日及び12月19日)

実際には「退院どうですか?」と2回も退院をすすめておきながら、いざ事件が起こると今度は「原告は粗暴で早期退院もできず、精神科病院に入院しつづけたはずだから、事件後の入院費(治療費)は払いません」と矛盾した主張しているわけですよね。

因みに退院を打診されたとき、父がトイレトレーニングをお願いしたばかりに、事件のあった隔離室へ移動となってしまいました…
弟は向精神薬の副作用と電気ショックの後、粗相をするようになってしまいました。
他記事でも書きましたがトイレがあるのは開放病棟のみで、他は閉鎖病棟にはトイレがなく隔離室にしかトイレがないということで
医師の提案で、隔離室でトイレの様子をみながらトレーニングしましょうということで移動になった経緯があります。
以前から何度も書きますが、暴れているから隔離室ではありません(証拠もあります)
また、ずっと精神科病院に入院していたわけではなく、石郷岡病院へ入院する前は4年以上ずっと自宅療養です。
最初の入院は本人の同意書があり、向精神薬の副作用が強く出てしまったため入院するも多剤処方でジストニアが発生し
千葉大へジストニア治療のため入院。
2回目は千葉大へ入院。3回目が石郷岡病院です。最初の病院から石郷岡病院入院まで10年くらいですが、その間、精神科への入院期間は合計で1年満たない程度だと思います。


精神科の患者になってしまうと、このように病院の都合の良いようにころころと見解を変えられてしまうようですね。
世間の精神科患者への偏見も利用している気がします。一般的には、病院や医師信仰の強いこの国では、病院がいうのだから間違いはない、と思われてしまいがちです。


弟の件ではありませんが、精神科の患者への偏見を目の当たりにしたことを思い出しました。
以前、夏のある暑い日に、DV被害を受けた主婦のAさんが私に助けを求め駆け込んできたことがありました。
そこで私が警察へ通報したところ、バイクとパトカー数台がやってきて、警察官が10人くらい駆けつけてきました。
私やその場にいたBさん、Aさんへの事情聴取のあと、Aさんの夫へ事情聴取の後、明らかに警察の態度が変わったのです。
件の夫への聴取前は、Aさんへの対応も優しいものだったのですが、夫への聴取後そっけなくなったのです。
結局保護もなく、その理由を私が警察に聞いても教えてくれることもなく、暫くすると警察も帰ってしまいました。
Aさんは暫く実家へ身を寄せることになり、もし夫が実家へ近づいて来たら対応せず警察へすぐ通報するように言われました。
その時Aさんがこういいました。
「私が精神科へ通っているから、頭のおかしい人だと思われて警察にも信用されないんだ…」

それから2日後のことです。
Aさんから切迫した様子で電話があり「夫が実家の玄関のドアを叩いている、警察に電話しても対応してくれない。鍵を開けるな、だけ…」
そこで私から警察に電話して事情を話したのですが「本人に指示は出してあるんで」と、つれない返事でした。
正直驚きました。確かにあの日(警察を呼んだ日)何かあったらすぐ警察へ通報してくださいと言っていたのを私も聞いていたからです。

後日その謎が解けました。
警察へ通報したあの日、Aさんの夫が警察の聴取を受けている様子を中学生の娘さんが隠れて聞いていたそうです。
その時、夫は警察へ「妻は精神科へ通院しているんですよ。精神科へ入院したことだってあるんですから!」と言って
警察は納得をしていたようだという話でした。
娘さんにも話を聞きましたが、確かにDVはあるそうです。
精神科へ通院もしくは入院した経験があるというだけで、レッテルを貼られてしまうのだなと怖くなりました。
Aさんが精神科へ通院するきっかけが、不眠だったそうです。
不眠で精神科を訪れたら、まず睡眠薬が出て、あれよあれよという間にどんどん薬が増えていき
診断名も変わっていき、不眠症がうつ病になり、双極性障害になり、それに伴い薬も追加されていったそうです。
私が見た時にはデパス、パキシル、リスパダール、マイスリーなどを所持していました。
副作用のためか舌に歯型がついて、デパスが切れると首が硬直して固まってしまい、眠れず
薬を飲んで寝ると夢遊病のように徘徊をしてしまったり、気づくと車で同じ道をぐるぐる回っていたり
記憶喪失みたいに記憶がなくなったりするそうです。
当然薬を飲む前は全てなかった症状だそうで、最近ではサチュレーションが低下、低血圧、異常なコレステロール高値となり
どの病院へ相談しても原因不明といわれ今度はコレステロール低下剤などが出るそうです…
どんどん悪化して精神科病院へ入院して何か起こらなければいいなと願うばかりです。


そういえば、Aさんの件で駆けつけた警官の方と少し立ち話をしたのですが、その時彼(20代だと思います)が言ったことが印象に残っています。

「自分から線路に飛び込んで電車が来て助けて助けてってね…正直無理ですよ。助けてもまた自分から線路に飛び込んじゃうから。自分で気づいて線路に飛び込むのやめないと同じことの繰り返しになっちゃうと思うんですよね」

プロフィール

gunter75

Author:gunter75
このブログは姉である【私個人】がやっています。



●プロフ画像は、弟が薬剤性ジストニアになったあと、友人たちがリレーで色紙を書いてくださり、お見舞いの時にいただいたものです。



●医療法人 石郷岡病院を許しません!!
絶対に諦めません!!(2015/12/31現在、病院からの説明・謝罪等は一切ありません。2012/1/4以来全く接触もありません)


●事件の流れ
2012/1/1石郷岡病院の2准看護師が弟を暴行→1/2朝には病院側は異変に気づきながらも放置。診察もしていないのにも関わらずカルテに「著変なし」、1/3昼過ぎ救急搬送→1/4一時心肺停止するも蘇生→2014/4/28療養先の病院で息を引き取る→2014/4千葉県警千葉中央署捜査第一課捜査開始→2015/7/8石郷岡病院の暴行した2准看護師逮捕→2017/3/14 千葉地裁(高橋康明裁判長)は、正当な医療行為として田中氏無罪、菅原被告に罰金30万の不当判決(公訴時効成立の暴行罪)を下した→3/28検察が控訴

石郷岡事件・経緯←クリックすると経緯の記事を表示します




※拡散以外の目的で文章及び画像等を使用することは固くお断りいたします(個人様のブログ等で精神科への問題提起等のために使用することはOKです)
その際、当ブログのURLを貼っていただければ幸いです。

また、営利目的、金銭の絡む事案及びプロパガンダ目的での文章の利用・引用等もお断りいたします。


※当方は、いかなる団体にも属しておりません。

現在コメント停止中です

最新コメント

カウンター

フリーエリア

フリーエリア

Flag Counter

フリーエリア

検索フォーム

QRコード

QR