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ある精神科医の意見書

以前、ある精神科医に意見書を書いていただきました。
病院の精神科部長や教授を歴任されている方です。
今日は一部をご紹介いたします。
なお、固有名詞などの一部は伏せてあります。



〇〇陽の医療について精神医学的見解

私は、〇〇氏より、2012年1月1日頚椎損傷し、2014年4月28日に死亡した〇〇陽(1978年3月31日生)の精神状態について、精神医学的診断を求められた。
よって、①市原T病院、〇〇医師による千葉大学精神科・〇〇医師宛の診療依頼書(2002年5月30日付)、②千葉大学精神神経科医師〇〇記述の病歴記録、③桜ヶ丘K病院宛の石郷岡病院精神科医師三宅俊樹による紹介状(2006年2月6日付)、④被告・石郷岡病院訴訟代理人弁護士松岡浩氏と弁護士浅田真弓氏による、石郷岡病院における診療経過を主に述べた準備書面2(2013年7月3日付)、⑤石郷岡病院入院時カルテの各コピーを読み、〇〇陽がうけた医療について検討する。

Ⅰ 抗精神病薬の副作用について
市原T病院受診当初より診断がでたらめであり、そのでたらめさに対応して、場当たりに投与された向精神薬の副作用により、〇〇陽の対人疎通性が悪化していったと推測される。
まず、市原T病院の〇〇医師によれば、2002年9月20日の初診において、「表情変化乏しく、反応鈍く、抽象的あいまいで、連合弛緩した言動が目立つ。関係妄想の存在が疑われる」と書いている。簡単な記述であるが、「連合弛緩」はE.BleulerがShizophrenie(精神分裂病、今日の日本訳で統合失調症)の最も特異的な思考障害として、鑑別診断の基本とした症状である。(なお、連合弛緩は思考の障害であって、連合弛緩した「言動」とは言うべきでない。)「関係妄想の存在が疑われる」と書かれているが、その妄想内容は書かれず、関係妄想を持っているのではなく、なぜ、「疑い」なのかも、書かれていない。
ともあれ上記の記述では、精神分裂病の診断が第一に選択されるにもかかわらず、「抗うつ剤投与で経過をみていた」と続く、でたらめな処方であり、薬品名は書かれていないが(注・SSRIのパキシルです)、もしSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)などが投与されていた場合、情動鈍麻、無関心、無気力、衝動抑制の欠如などの作用が出ていたかもしれない。これら薬理作用に加えて、医師とのコミュニケーションがとれていない場合(本件も該当)、自分の精神状態の不快な変化をどう理解すればよいのか分からなくなり、困惑し、怒りやすくなったりする。この様な支離滅裂な医療について、その後の治療にあたった千葉大学精神科および石郷岡病院の医師も問題にしておらず、市原T病院からの紹介状をそのまま写し取っている。
その後、市原T病院は、危険な副作用が多いため極めて慎重に処方しなければならない「新世代(非定型)抗精神病薬」であるリスパダールを投与し、すぐ「振戦、首が曲がってしまう」という激しい錐体外路症状を患者に与えた。リスパダール投与は中止されたが、約一か月後、再び新世代(非定型)抗精神病薬であるジプレキサ(リスパタール、ジプレキサ、セロクエルともに新薬として薬剤価格が極端に高く、旧来から使われてきたセレネースの40倍薬価値の高い薬もあり、なかには製薬会社がマーケティングに最も力を入れてきた薬である)を投与している。そのためか、遅発性ジストニア、痙性斜頸になったのか、精神症状も悪化し、苦しんで「1月14日、ベッド柵に首を入れて、自殺企図」に到っている。以来、斜頸は改善せず、患者を苦しめ続けることになる。その後も何故か、市原T病院は、同じ様な多彩な副作用をもつ新世代(非定型)抗精神病薬のセロクエルを投与しており、「下腿の浮腫も出現、セロクエル減量し軽快する」と書いている。
結局、2002年5月末、市原T病院は、抗精神病薬投与がもたらした結果に対応できなくなり、千葉大学精神科に治療を委ねるに到った。
千葉大学では普通に、精神分裂病妄想型と診断され、斜頸についても「薬剤誘発性の遅発性ジストニアの可能性が高い」とし、上記抗精神病薬による悪性症候群、痙性麻痺を改善するためにダントロレンナトリウムが投与されている。筋肉が硬直し固縮した斜頸に対しては、BOTOX(ボツリヌス毒素)注射によって、ある程度の局所症状改善はみられたようだが、精神症状は良くならず、大学附属病院としての性格もあり、「家族の意向もあり」半年ほどで退院となっている。

Ⅱ 統合失調症の予後について
石郷岡病院へ診療が移って後、三宅俊樹院長による診断も理解しがたいものになっている。桜ヶ丘K病院〇〇医師にあてた紹介状によると、〇〇陽との対話形式から、「よく私も知りませんが」とことわって、「アスペルガー症候群などの発達障害も一応は念頭において経過を見直すべきか」と書いている。「よく知りもしない」のに、何故「念頭におく」ことができるのか、曖昧な文章である。
アスペルガー症候群を含む広汎性発達障害(あるいは自閉症スペクトラム障害)は、小児期に発症し、社会的な相互交渉およびコミュニケーションの障害と、反復的・限定的な関心興味の持続によって特徴づけられる中枢神経系の障害と定義されている。これまで普通に成長し、高等学校を卒業し、法政大学にも進学した人を、あえて発達障害の疑いと強調する必要はない。
それよりも精神科医として最も重要なことは、病者の一見まとまりなく見える言葉、行動の意味するものを想い、話しかけ、理解しようとしていく努力である。
(中略)
彼の人間性を理解しようとする精神医学的看護があることを、教えられることもない。その帰結として、2012年1月1日の事件は起こったと言えよう。
この様な患者の人間性に関心をはらわず、生活の調教にしか係ろうとしない視点から、損害賠償請求の民事裁判においても、〇〇陽が生涯入院していなければならない患者であり、稼得可能性はないという主張が出てきたと考えられる。
本件で統合失調症は、不治の病気であるという説が、石郷岡病院の理事長を兼務する、教育・研究職にある大学教授によってあえて唱えられたことに、精神科医として唖然とする。
(以下専門的な話)






プロフィール

gunter75

Author:gunter75
このブログは姉である【私個人】がやっています。



●プロフ画像は、弟が薬剤性ジストニアになったあと、友人たちがリレーで色紙を書いてくださり、お見舞いの時にいただいたものです。



●医療法人 石郷岡病院を許しません!!
絶対に諦めません!!(2015/12/31現在、病院からの説明・謝罪等は一切ありません。2012/1/4以来全く接触もありません)


●事件の流れ
2012/1/1石郷岡病院の2准看護師が弟を暴行→1/2朝には病院側は異変に気づきながらも放置。診察もしていないのにも関わらずカルテに「著変なし」、1/3昼過ぎ救急搬送→1/4一時心肺停止するも蘇生→2014/4/28療養先の病院で息を引き取る→2014/4千葉県警千葉中央署捜査第一課捜査開始→2015/7/8石郷岡病院の暴行した2准看護師逮捕→2017/3/14 千葉地裁(高橋康明裁判長)は、正当な医療行為として田中氏無罪、菅原被告に罰金30万の不当判決(公訴時効成立の暴行罪)を下した→3/28検察が控訴

石郷岡事件・経緯←クリックすると経緯の記事を表示します




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