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石郷岡病院事件 第三回控訴審

8月31日に石郷岡病院事件の第三回控訴審が東京高裁で行われる予定です
今回は検察側、被告側双方による最終弁論になります
そして予定では年内に判決が下される予定です
傍聴が可能な方は、是非お願いいたします

現在、嶋田和子氏が石郷岡病院事件について本を執筆中です
下記にブログを紹介させていただきます





精神医療の真実 フリーライターかこのブログ


現在取り掛かっている原稿は、2012年に起きた石郷岡病院事件をめぐる問題を中心に、日本の精神医療の実際が、本当はどのようなものなのか、それを多くの人に、事例とともに伝えたいという思いのもと、進めています。(原稿のためブログがなかなか更新できません。)
 そして、この事件に絡ませるかたちでもう一つ取り上げているのは、以前このブログでも紹介したこの記事についての更なる調査です。
 このような量の薬を、いったいこの精神科医はどう考え、なぜ処方できたのか。この自死はどうして起きてしまったのか?
 二つともご遺族に(一つは新たに)カルテを取り寄せていただきました。そこに記されていることを(すべてが事実とは限らないことを承知のうえで)徹底的に読み込むことで、精神医療の本質のようなものが、垣間見えるのではないかという思いからです。
 カルテにそう記した医師の腹の中の思い、看護記録にそう書いた看護師の心理のようなもの……そういう中でなされている精神医療という「医療行為」がいかなるものなのか。
それは私には――その中で頑張っている人たちには申し訳ないです。またそういう人達ばかりではないのも事実です――非常に馬鹿げたもの、茶番のように映りました。
そして、その茶番の中で、いったいどれほどの人々が人生を奪われ、さらには命さえ奪われていったのか、それに思いを馳せると、めまいさえ覚えます。
精神科医にその存在意義があるとしたら、患者の言葉や行動の意味するものに思いを寄せ、話しかけ、理解しようと努力することではないでしょうか。患者の人間性を理解しようとさえせずに、単に薬を処方し、少しでも何かがあるとすぐに増薬。あるいは、患者が薬を欲しいと言えば、言われたままに処方し続ける。これは精神科医としての存在意義を自ら放棄しているか、でなければ、能力のなさの露呈か、あるいは冷酷人間としか思えません。
人間は自分が認めたくない現実を突きつけられた時、どんな反応をするでしょう。その言葉が耳に入らないか、入ったとしても、いやこれはこうなのだという屁理屈を言い出すか、あるいは、突きつけた人間を批判するようになります。
私はこの記事の中で、ここまでの薬を処方した医師に、ご家族の同意を得て、手紙を3通出しています。しかし、一度も返事がありません。つまり、耳に入っていないか、屁理屈で正当化しているのでしょう。
私の手紙に無しの礫ということは、自分で行った「医療行為」を説明できない(後ろめたい?)ということです。これは別の角度から見れば、私たちがもし精神医療にかかったとき、私たちは医師でさえ説明できない(後ろめたい)「医療行為」を受けさせられるということです。
私が今回読ませていただいたカルテ(看護記録)は、結末がわかっているだけになおのこと、その精神医療がいかにして当事者を追い詰めていったか、それがどれほどの「凶器」であったかを痛いほど感じさせるものでした。
統合失調症という診断が一度ついてしまうと、もう何があっても統合失調症としてしか見ない医療。その人の「元」はどのような状態だったのか。それを忘れて、薬の入った状態を、「異常」という色眼鏡で判断する医療は、凶器になります。
そのことを多くの人に伝えたいと思っています。

また、石郷岡事件の裁判ですが、6月29日には控訴審がありました。一審判決は、結果として上記のような「凶器」の精神医療を肯定するようなものでした。裁判に正義があると単純に考えてはいませんが、それにしても二人の被告に対して「無罪」と「暴行罪で罰金30万円」という判決は、精神科領域に対する日本の司法の姿勢(それは言ってみれば社会一般の姿勢でもある)を物語っていると感じました。
そして、先日の控訴審では、検察側も被告側も「暴行」場面の映像分析というミクロの世界に突入することになりました。
つまり、保護室に取り付けられた監視カメラの映像は1秒間に3コマ撮影されるという、一般的な映像に比べて人間の動きがはっきりしていません。そこで、3分の1秒ごとに動く映像を解析して、被告や被害者が実際どういう動きをしていたかを出来得る限り「科学的に」分析するという手法が取られました。(被告弁護側は検察が呼んだ証人の分析がいかに非科学的かを主張するための証人尋問となった)。
2012年1月1日、夕方4時15分頃、千葉市の石郷岡病院の保護室内で起こった、ほんの短い時間の出来事が、6年後の今、コマ送りとなってその動きが逐一分析されることになろうとは……。裁判とはそういうものだと理解しつつも、真実はそんなところには無いようにも感じて、傍聴しながら、何とも不思議な気持ちになりました。
それでもこの裁判は負けるわけにはいかない。あの行為が一人は無罪、=「医療行為」であるなど、あってはならないことだし、もし控訴審でも同様の結果になったとしたら、精神科病院は今よりやりたい放題になるでしょう。次回公判は8月31日に予定されています。




石郷岡病院事件ともう1つの事例ー広島県の当時、大学生だった俊夫さん(仮名です、上記ブログに合わせて俊夫さんとします)の件があります。
俊夫さんは、多剤大量処方の果てに自死されました。
多い時は1日50錠以上もの向精神薬を処方されていたそうです。
20180813120047b87.jpeg


俊夫さんのお母様とも交流があるのですが、お話を聞けば聞くほど経緯や経過が弟の場合と似ていると思いました。
そのお母様のブログです→天国に旅立った息子へ–向精神薬に奪われた命
石郷岡病院事件を公表してから、色々な方からお話を聞く機会が増えましたが、弟や俊夫さんのような事例はレアケースではなく、発覚していないだけで割とよくある話だったことが衝撃的でした。
殆どのケースで、遺族が泣き寝入りをしているために発覚を免れていたのです。
遺族が泣き寝入りする理由は、他科とは違い精神科では器質的な立証が難しく、医師の裁量権が絶大なために
訴訟そのものが起こせないし、仮に傷害事件、傷害致死事件であっても証拠がなければ警察も取り合ってくれないからです。
弟のケースでは監視カメラ映像が残されていましたが、証拠があったとしてもご存知の通りなかなか警察は動いてくれませんでした。これも、担当刑事次第です。石郷岡病院事件は担当刑事が変わったら迅速に動いてくれました。
また当然にそういった証拠がなければ、警察は動きませんし、動けません。

今回の俊夫さんのケースのように1日に50錠以上もの向精神薬を処方されたとして、仮にそれが薬の添付書の上限を超えた処方であっても、デタラメな処方であっても、致死量であっても、驚くべきことに添付書の内容よりも医師が必要だったといえば、医師の裁量権の方が裁判においては認められてしまうことが殆どです。
記憶に新しい東京女子医大のプロポフォール事件も、添付書に禁忌と書かれていたにも関わらずこれを使用し亡くなった方が多数いましたが、刑事事件にはなっていないようですし、投与した医師に関しても責任を免れているようです。

また他科では例えば血液検査やレントゲン、CT、MRIなどの検査で器質的な変化を捉える場合があり
裁判においても証拠として立証可能ですが、精神科ではそもそも、このような検査もなければ脳の器質的変化を捉えることはできないため、これも訴訟を起こしにくい理由の一つです。
逆をいえば、このように確たる根拠もなく向精神薬を投与、処方しているのが現状です。
精神科では病名も医師の主観やDSMのフローチャートで決まるものが多いです。
ですから、上記嶋田氏のブログにあるように、ひとたび精神科医が患者に統合失調症ではないか、という先入観を持ってしまったら
担当医が変わろうが病院が変わろうが、精神科医は統合失調症であることを前提に対応しますので
その症状が薬剤性であろうがなかろうがお構いなしに薬がどんどん処方されてしまいます。
初めて精神科を受診した時はどうだったのか、薬剤性精神疾患かもしれないことに関心を持つ精神科医は少ないだろうと思われます。
そもそも患者をきちんと診察する精神科医は、原疾患か薬剤性疾患か判断のつかなくなるような多剤大量処方はしないと思われます。

昨今、相模原事件の被告のように精神科の患者は危険で、患者を野放しにしては危ない、隔離入院させろという論調がありますが
その前に、向精神薬がどのような影響を及ぼすか、SSRIのアクティベーションシンドロームのように
衝動性が増す副作用だとか、薬剤性の精神疾患(向精神薬によって引き起こされる精神病類似症状)についてもっと検討すべきではないでしょうか。
向精神薬を処方するだけして、患者を異常にして知らぬ存ぜぬでは済まされないと思います。










プロフィール

石郷岡病院事件被害者家族

Author:石郷岡病院事件被害者家族
このブログは姉である【私個人】がやっています。



●プロフ画像は、弟が薬剤性ジストニアになったあと、友人たちがリレーで色紙を書いてくださり、お見舞いの時にいただいたものです。



●医療法人 石郷岡病院を許しません!!
絶対に諦めません!!(2015/12/31現在、病院からの説明・謝罪等は一切ありません。2012/1/4以来全く接触もありません)


●事件の流れ
2012/1/1石郷岡病院の2准看護師が弟を暴行→1/2朝には病院側は異変に気づきながらも放置。診察もしていないのにも関わらずカルテに「著変なし」、1/3昼過ぎ救急搬送→1/4一時心肺停止するも蘇生→2014/4/28療養先の病院で息を引き取る→2014/4千葉県警千葉中央署捜査第一課捜査開始→2015/7/8千葉市にある医療法人・石郷岡病院(石郷岡純 理事長)の2准看護師逮捕→2017/3/14 千葉地裁(高橋康明裁判長)は、正当業務行為だったとして田中被告無罪、菅原被告に暴行罪として、罰金30万の不当判決(公訴時効成立の暴行罪)を下した→2017/3/28検察が控訴→2018/3/9東京高裁にて控訴審(栃木力裁判長)の公判が始まる→2018/11/21不当判決(一審判決支持)

石郷岡事件・経緯←クリックすると経緯の記事を表示します




※拡散以外の目的で文章及び画像等を使用することは固くお断りいたします(個人様のブログ等で精神科への問題提起等のために使用することはOKです)
その際、当ブログのURLを貼っていただければ幸いです。

また、営利目的、金銭の絡む事案及びプロパガンダ目的での文章の利用・引用等もお断りいたします。


※当方は、いかなる団体にも属しておりません。

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