石郷岡病院との裁判に思うこと

この裁判は、医療裁判であるけども、医療ミスや医療過誤といった類ではなく
単なる暴行事件で、事件の舞台が精神科病院であったということだ。
勿論、精神科患者の扱い等、色々言及しなければならないことはあります。
例えば一般病院ではこのような事件は滅多に起こらないはずです、しかし精神科病院では
患者に対する認識等、やはり普通扱いではないと言えるでしょう。ここでいう普通とは、一般病院の患者とと同じ扱いではないということです。
人間扱いされない場合が多いから、このような暴行事件が起こる。
そして精神科の入院患者は弱い立場に置かれ、不審死が起きても適当な病名や自然死扱いで闇に葬られているのではないかと推測します。


これは精神科病院ではありませんが、千葉県袖ヶ浦福祉センター養育園で利用者である19歳男性が死亡した事件も最初は闇に葬られそうになっていたそうです。

袖ヶ浦福祉センター養育園利用者の死亡事件等について(平成25年12月)

この度、支援頂くことになった県議から直接お話を聞いたのですが、ある県議がこの袖ヶ浦福祉センター養育園へ視察を行った当日の夕刻に、利用者が養育園内で夕食後に呼吸困難となり救急搬送され翌日に亡くなった。
当初、自然死扱いで火葬しようとした直前に、当日視察へ訪れた県議が「自分の視察した日にこのような事が起こり、しかも施設側から何も報告がなかった」と憤りを感じ、県議自らが動いて警察へ働きかけ、警察で検死及び司法解剖が行われたところ、暴行が発覚したそうです。
この件も当初、施設側は知らぬ存ぜぬで家族にも自然死と説明していたわけですが、この県議の機転で職員による暴行事件が発覚したものです。


このような事件は、障害者施設のみならず、精神科病院でも多いでしょう。発覚しないだけで。
患者虐待事件って、一般病院ではあまり聞きません。私は人生で何度か死にかけたことがありましたが、
事故の大怪我で一般の急性期病院へ入院した時など、入院が何度かありましたが、病院側から酷い扱いを受けたこともないし、9割程度は逆に病院に感謝するくらい親切な扱いでした。
ところが精神科病院、療養期病院、介護施設等ではどうでしょう?これらは特に問題の発覚することが多い病院や施設です。
これらの共通点はなにか。入院患者が社会的弱者であるということが挙げられる。
それをいいことに、医療や管理という名の下、酷い扱いをしたり時には強権的な態度を以って暴行へとエスカレートしたりするのではないだろうか。
勿論、患者の立場が弱いことを利用して。


酷い話として、暴行ではありませんが、ある療養期病院は急性期病棟も併設されており、救急搬送されてきた患者もいる。
普通は患者に注射をする際は「今から注射しますからね」などと、ひとこと声をかけると思います。
ところがこの病院では、療養記病棟に入院している患者が多く、看護師もそれに慣れていて
なんと急性期病棟に入院している患者に何も声をかけずに突然ブスッと注射をしたそうだ。
当然患者は驚いて「痛え!」と声をあげたわけですが、つまり寝たきりや意識のはっきりしない患者の多い慢性期病棟の患者にいつもしているように、声もかけず注射してしまったというわけです。非常に象徴的な話だと思ってしまった。
弟が入院していた病院での出来事ですが。




さて、弟の暴行事件。日本史上初?だそうですが、精神科病院の保護室の監視カメラという「物証・証拠」が存在する事件です。
今までも精神科病院の保護室で不審死という事件はあったそうです。が、証拠がなく、証拠がなければ立証できず
闇へ葬られていたそうです。


決定的な証拠があるにも関わらず、石郷岡病院は正式な謝罪も誠意も全く見せていません。

もしも、事件直後に両親に対し誠意ある対応や謝罪をしていたなら、訴訟や裁判沙汰にはならなかっただろう。
両親の意向ですが。

唯一、院長である三宅医師が事件から数日後カルテを見せてくださいと石郷岡病院を訪ねた両親にたいし
「この度はこんなことになってしまい、本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げ、口頭で謝罪したのみだ(私が暴行ビデオを石郷岡病院で見た後日)

それ以降、何の音沙汰もなく謝罪すらなかった。

三宅院長は実は雇われ院長なので裁判については病院経営には権限もなく、実質的に病院を経営している理事であり、今話題の東京女子医科大学の教授、石郷岡 純氏
及び、石郷岡病院の弁護士であり、日本精神科病院協会の顧問弁護士・松岡 浩氏の意向だと思われる。

そもそもなぜ両親が弟を石郷岡病院へ入院させたかというと、院長である三宅医師によるところが大きい。
それまでどこの病院でも薬の副作用を認めてくれず、統合失調症にこだわる精神科医ばかりだったのが
この三宅院長はきちんと話を聞いてくれ、診察態度もそれまでの精神科医たちとは一線を画すものだった。
横柄な態度の精神科医の多い中、この三宅院長は「話を聞いていると誤診だと思う。統合失調症ではないですね。よかったらこの本を読んでみませんか?」と本を貸してくれたり、両親が何度か弟を石郷岡病院へ連れて行ったのだが、車から降りずにいたところ、三宅院長はわざわざ駐車場まで来てくれて「車から降りたくないのかな?じゃあ、ここで話をしよう」と優しい態度で接してくれ…
弟を診察して「受け答えを聞いても、統合失調症ではないです」と言った。

それまで両親が経験した横柄な精神科医とは全く違う態度だったので、ある程度、三宅院長を信頼して、石郷岡病院へ入院させたわけです。
それが、このような准看護師による暴行事件へと繋がってしまったわけです。


今回の場合、暴行ビデオという証拠があるために石郷岡病院側は言い逃れできないはずです。
しかし謝罪もなく裁判に臨んできている。そして和解案をちらつかせているようだ。
謝罪も誠意もない病院と和解などに応じる意思はありません。両親はそう思っています。


実は民事裁判で争うということ=相手の罪を証明すること、ではありません。
民事裁判で仮に勝訴したところで、被告側は謝罪する義務も実はないのです。罪を認めるということもありません。
それは和解でしか方法がないわけです。和解ならば、非公開ですが謝罪や改善要求を求めることが可能なのです。
これは結構知られていないことではないかと思います。

しかし色々なメッセージをいただくのですが裁判となると、いい顔をされない方もいるようで
「なんで病院相手に騒ぐんですか?騒ぐあなた達がおかしいのではないですか?私なら病院側に何も言わず黙っています」というメッセージもいただいたことがあります。
自分の身内が暴行を受けても相手が病院だからと泣き寝入りするなんて私は考えられないですが、世の中広いので
そういった考え方の方もいらっしゃるのでしょう。
こういうブログなので見ず知らずの方々から励ましのメッセージなどをいただきます。
大変有難いことでもあります。
それと「和解はいけません」とか「和解せずに戦って勝ち取ってください」という励ましのメッセージもいただきます。
しかし先ほども書きましたが、裁判に勝訴=相手が非を認めた、ではないのです。
刑事裁判と違い、民事裁判の勝訴とは、単に「◯◯円払え」という裁判所の判決が出るのみなのです。
そこへ謝罪要求や何らの謝罪文、改善要求などは盛り込めないのです。

ですから、上記をご存知ない方が和解はいけない、言うのでしたらまだ理解できます。
しかし、もしも知っていて仰るのなら…

裁判費用は、書類1つ頼むのに数十万、着手金もウン百万と高額です。カンパの話もちらっと出たのですが
全て自費でカンパも受けていませんし、今後も受けるつもりもありません。
例えばどこかの団体などにお願いしたり、カンパを受けてしまったら、自分たちの裁判ではなくなってしまうからです。
私は余程のことがない限り、両親の意向に沿って行動するつもりです。
両親が仮に和解を望んだら和解を、裁判を望めば裁判をと思います。
現状、両親の意向は勿論、裁判継続です。
相手の誠意ある対応がない限り、断固戦う所存です。

以前は整形外科の協力医に意見書を書いていただき、事故後、弟の頚椎骨折を診察した医師の意見もいただいたのですが、来週はまた協力医の方との面会が実家であります。こちらは結構有名な?精神科医の方です。
正直、精神科医で協力医の方がいらっしゃるとは思いませんでしたので私としては驚きです(被告側も精神科なので)
そこへは弟の友人なども同席予定です。

まあ、正直言ってブログに書かなくてもいいようなことも書いていると自覚していますが
そこは私の植物ブログと同じスタンスで、言いたいことが書けないならブログをやる意味もないと思っていますので
悪しからずお願いします。。。

プロフィール

gunter75

Author:gunter75
このブログは姉である【私個人】がやっています。



●プロフ画像は、弟が薬剤性ジストニアになったあと、友人たちがリレーで色紙を書いてくださり、お見舞いの時にいただいたものです。



●医療法人 石郷岡病院を許しません!!
絶対に諦めません!!(2015/12/31現在、病院からの説明・謝罪等は一切ありません。2012/1/4以来全く接触もありません)


●事件の流れ
2012/1/1石郷岡病院の2准看護師が弟を暴行→1/2朝には病院側は異変に気づきながらも放置。診察もしていないのにも関わらずカルテに「著変なし」、1/3昼過ぎ救急搬送→1/4一時心肺停止するも蘇生→2014/4/28療養先の病院で息を引き取る→2014/4千葉県警千葉中央署捜査第一課捜査開始→2015/7/8石郷岡病院の暴行した2准看護師逮捕→2017/3/14 千葉地裁(高橋康明裁判長)は、正当な医療行為として田中氏無罪、菅原被告に罰金30万の不当判決(公訴時効成立の暴行罪)を下した→3/28検察が控訴

石郷岡事件・経緯←クリックすると経緯の記事を表示します




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